おとといの11月15日は、何の日かと言えば、
七五三、
そして、ボジョレーヌーボー解禁
の二題がニュースを飾った。
の二題がニュースを飾った。
全国の歴男歴女、坂本竜馬ファンなら、この日は
竜馬の生まれた日であり、暗殺された命日として
見逃すわけにはいかないだろう。
見逃すわけにはいかないだろう。
(もっとも当時は旧暦の11月15日を使っていた)
竜馬に思いを馳せていたら、先月先々月と続けて二度訪れた京都・伏見の街を思い出した。
伏見には竜馬ファンのメッカ、寺田屋があるところ。
暗殺の舞台の京都蛸薬師の近江屋とは異なるが、
薩長同盟を成し終えた直後の危機的事件の舞台として
あまりにも有名な場所。
最近、日本にも、僕の周りにも、平成の竜馬と呼べる熱血改革の志士が何人も現れているぞ。
おりょうさんが風呂場から竜馬に危険を知らせたと言われる階段
青年諸君! 高い志を立てて、この階段を駆け上がれ!!
街は濠川の穏やかな流れに静かな佇まいをみせる。
かつては、京の都と各地を結ぶ水運の要所であり、
様々な物資を運んだのであろう。
遠くから寺田屋お登勢さんの威勢の良い掛け声が聞こえてきそうだ。
伏見は、かつては伏水と書かれていたほどの名水の里。
濠川沿いには立派な酒蔵が並ぶ。
月桂冠大倉記念館
今やここ伏見の名酒も、欧米を中心に世界の愛飲家によって、その柔らかな吞み心地が楽しまれている。
その伏見名水を使って丹念に育てるトマト農家のH君も
今、大きな夢を描き世界を向いてチャレンジしている。
この街を案内してくれた方が、僕の鯖寿司好きを知って
紹介してくれた。
僕はこの逸品に目がないのだ。
そのつやつや光る鯖寿司をひと口頬張ると
適度な弾力のサバの身と米が口の中で踊りだし、
甘酢に加えて、ショウガとゴマの風味が脳天一杯に広がる。
僕にとって悩ましい、最後の晩餐候補がまた一つ現れた。
民家の庭先で見つけた大輪の花
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田中 豊
地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。
海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。
とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。
「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。
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