見えない相手と闘う

          
TPP余談を続けてもうひとつ。

        
議論が百出するのも、
その全容が分からないことが大きい。
       

何が議論されるのか、交渉は何がゴールになるのか
見えない点である。

             
見えないという意味では、福島県の皆さんを中心に僕らは今年、放射能という何とも忌まわしい、見えない人類史最悪の敵と対峙することを余儀なくされている。

           
見えないからその存在も、量も質も分からない。
       

            
分からないから人によって受け止め方が違う。

楽観的な人、悲観的な人、
超積極的な人、超心配性の人、意に介さない人…。

 

TPPは放射能と全くの別物だが、
全容が見えず、変動要素が大きいという意味で
「オバケ」と呼ばれる所以である。

    
       
考えてみれば、日本は20年前にバブルがはじけ、
従来手法に拘泥した結果、長い停滞から未だに抜け出せない。
経済成長を知らない世代がいよいよ成人したことになる。

        
             
世界だって08年のリーマンショック以来、
欧米経済は底の見えない深い闇に落ち続けているかのようで、政治や社会にも大きな不安を与えている。

 

21世紀に入って金が金を生む金融工学オバケの乱舞が
世界中に深刻な後遺症をもたらしているかのようだ。

      
グローバル化、IT化、財テク化なども実態があるようで
眼に見えないアメーバのような生き物だ。

     
原発も株価も為替も投機もIT情報化も、
人間が便利・進歩を求めて生み出したものだが、
完全にコントロールできなくなってしまった。

        
まるでハリウッド映画のよう・・・。

          
         

今こそ僕らが農林水産業や地場産業、観光、地域、生活者の元気に応援を送るのも、額に汗を流して自然に働きかけて、物やサービスを生み出す人たちが真に報われる社会を実現したいからである。
                                    

              
僕は現代の革命だとすら認識している。

 

その革命には国境線は無い。
   
国単位で量るGDPや経常収支、自給率などは
あまり大きな意味を持たない。       

                        
僕ももっと精進努力して、少しでも「見えないものを少しでも見とおす」ことができるよう、多くの元気な仲間の皆さんたちとこれからも汗を流していきたい。

                      台北に向かう機内で
              

みんなで決める

                 
TPP参加についての論議が喧(かまびす)しい。

        
国論を二分するほどのテーマということもあって
結局、総理は「参加に向けた議論を行う」という、何とも玉虫色の表現を携えて、APECが開かれるハワイに向かった。
          

こんな時、外国語通訳はどう翻訳するんだろうか?
        

言った言わないがとんでもない結果を引き起こす対外交渉にあって、きちんと訳さねば大問題になる。

玉虫色どおりに訳さないといけないから難儀だろうなあ、
なんて、裏方通訳者のご苦労に思いを馳せる。
    

僕もこれまで何度も似たような経験をしているからだ。

       

      
いずれにしても、この国を代表する首相といえども、
最終的に、一存では結論が出せないのである。
      

これは政府に限ったことではない。
    

企業だって、組織は皆基本的にそうである。

社長や代表だって、大方のコンセンサスを得られなければ
独断ではなかなか決められないのである。

       
いわゆるトップダウンボトムアップの違いである。
         

またコンセンサスを得たとしても、皆の意見を反映するか、
どれにも当てはまるような玉虫色の表現になることが多い。

        
        
推進派と慎重派が共に拮抗するときはいつもそうである。
       

例えば、海外と初めて共同事業をする時にも、
これからおたくと一緒にやりますけど、
技術が守られなければすぐに撤退することもあり得ますから

等という風に。
         

意思決定が遅いうえに、結局やりたいんだか、やりたくないんだか解らない曖昧な結論が出てきて、日本人は一体何を考えているのかわからない、ということになる。

      
これでは、相手方にしてみれば
パートナーとしてどう向き合えばよいのか分らなくなってしまう。

当然、交渉相手側から見れば、足元だって見透かされてしまう。

         

このような姿勢は
特に国際間交渉や異文化交流では、デメリットに働くことが多いが、
僕は完全否定しない。
     

メリットもあるからだ。

     

結論が出るまで多少時間はかかるが、
決まってからはむしろ現場作業のスピードは速く、
途中放棄することはほとんどないことが多い。

         

これが他の国だったら全くの逆。

すぐにトップが決める癖に、現場はそんなことは知らないだとか、
途中でこんなはずではなかったと混乱することがある。

   

こういう時は、ああ日本人はちゃんとやる、と評判が上がる。
        

一長一短だ。

        
        
だから、ビジネス交渉の現場で
海外の人から、日本人は意思決定のプロセスが全く理解が出来ない、と言われた時は、そのように反論すると、相手も理解してくれることがある。

            
TPP交渉の現場ではそう簡単にはいかないだろうけど。

      

それにしても、TPPだけでなく、
大阪府市長選や巨人軍のお家騒動などを見ていても、
「独裁」「独断」とレッテルを張られやすい気質でもあるのだろうか。

一方でリーダーシップ待望論があるというのに。
       

決断力や実行力などの実力と共に
人格と徳と人望を持ち合わせていなければどうにもいけないらしい。
        

フラッシュバック TAIPEI

                         
タイペイ いいとこ 一度はおいで

   
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南国風情 のんびりと

     
     
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ここにもあります 赤ちょうちん
      

      
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姐さん 屋台で 夕御飯

         

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日式つけめん 長蛇の列で

       
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ここは大和か フォルモサか

    
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父さん ストレス溜まってる

   

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紆余曲折は いつものことさ

   
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兄さん それ チト 無理がある

   
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母さん やっぱり 無理がある

   
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吉野家さんも お祭り好きで

   
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ヤクルトおばさん 日本と同じ

      

   
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大河がここでも 始まった

   
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ヒロイン 訪台 プロモーション

        
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どこかで 観たな と 思っていたら

       

   
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いたいた さわやか 一番搾り

    
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おちゃめな 人たち 憎めるもんか

   
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ありがと TAIWAN 忘れない !!
         

TAIPEI LIVE

             
今、台湾の台北から発信しています。

 

  
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景気対策? 大規模な公共工事があちこちで見られた      
           
      

                  
11月というのに、日中は30℃に達し、まだ真夏のような日差しだが、朝夕は23℃くらいになり、湿度も春先ほど高くないのですっかり凌ぎやすくなった。

     
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街頭のあちこちで、オレンジ(柳丁)の生絞りジュースのスタンドを見かける。いよいよ台湾も柑橘の季節を迎える    

                     
週末の繁華街は多くの人で賑わい、中国大陸や日本からの観光客と相まり
結構旺盛な消費活動をしているように見受けた。

 

              
それを裏付けるような新聞報道を見つけた。

   
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下半期の台湾の景気は、「外冷内温」という4文字で表現されるという。
      

すなわち外需は冷え込み、内需は好調ということらしい。

 

 

双D」 二つのD すなわち ディスプレイとDRAM需要の世界的な減退で、台湾経済の牽引車である電子産業が軒並み赤字の見通しだ。
代表的な企業の減俸、一時帰休、リストラが懸念されている。

 

一方、流通、商業などは好調で、先回のエントリで紹介した
先月から今月にかけて展開される「週年慶(創業祭)」商戦は強気の観測が現実味を帯びている。ある大手食品メーカーは来年給与を5%引き上げることを早々と表明している。

                        
僕のサポートビジネスも、電子関係の調整、「ニッポンを売る!」活動の急展開といい、今回の滞在も予想以上の収穫を得ている。

 

       
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日本から船便で届いた農産物の検品を行った。着荷状態も良く、ホッとした
        

        
             
               

               
さて、地元紙朝刊のスポーツ面に目を通していると、

日本職棒太平洋連盟季後賽第2輪で、
軟體銀行鷹が西武獅を第8局松中の満貫全塁打で大勝!
」とある。
      

意味はお解りだろうか?

頭を柔らかくして考えてみてね。

 

 

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答えは
「日本プロ野球パシフィックリーグ・クライマックスシリーズ第2戦で、
ソフトバンクが西武を8回の松中の満塁ホームランで大勝」
という内容だ。

 

昨日日本シリーズ(総冠軍賽)出場を決めたソフトバンクホークスは、軟體銀行鷹となる。

 

西武に許銘傑という台湾出身の投手が出場しているので
記事の扱いも大きい。

        
ちなみに、セリーグ(中央連盟)の中日は「中日龍」、ヤクルトは「養楽多」と表記する。

 

すべて漢字に直す中国語も面白いでしょ。

 

 

                   
               
地元の友人に連れられて、台湾で初めて淡水魚専門の料理屋で、鯉を使った鍋をいただいた。

      
     

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鯉の頭や身から摂れたスープが、海水魚にない深いコク味を出していた。

     
薬味に散らされている青いのは、ネギではない。
      
ニンニクのトウの部分である。台湾ではよくカラスミに添えられていて、程よい辛さと香りが料理の旨さを一層引き立てる。

              
「蜀魚館」という名のこのレストランは、場末の食堂のような店構えだが、実は30年以上の歴史を持つ四川料理の隠れた名店で、昼間もあっという間に満席となってしまった。
                                 

100周年記念に染まる街

            
国内の話題がしばらく続いたので、海外ネタを。

      

10月10日は台湾の建国記念日。
     
双十節とも呼ばれている。

  
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今年はちょうど建国100年という節目にあって
僕が訪問した10月8日段階では、あちこちで慶祝行事の準備が進んでいた。

   
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もっとも台湾を中国の一部と認めている立場からは
建国という言い方をせず、辛亥革命100周年と言っている。
    

1911年10月10日に起こった辛亥革命の口火となった武昌蜂起にならったものとされている。

   
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台湾総統府前の通りでもパレード拝謁ステージの準備が進んでいた

   
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では、その台湾ではどうかというと、
外省人と呼ばれる人たちは、もちろん
中華民国建国100年を感慨を持って祝う立場であるが、
いわゆる本省人と呼ばれる人たちにとっては
辛亥革命だろうが、中華民国の建国だろうが
それは100年前に中国大陸で起こったことで
台湾とは直接関係ないから、特に祝うことはないというスタンスとなる。
(注:更に複雑な立場、主張があるから、特に決めつけて論評するつもりはない。)

    

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街のあちこちに青天白日旗がはためいていた。

   

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10数年ぶりに中正記念堂に行ったら、様々な慶祝行事を行っていた

   

国父・孫中山(孫文)が描いていた100年後の未来は
どうだったんだろう?
    

あれだけ半封建、半植民地化していた中国は、今や
香港、台湾も含めると、世界に大きな影響を与えるほどの巨大な政治経済大国に変貌した。

    

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ここを訪れるのは、本当に沢山の中国大陸からの観光客。時代はすっかり変わってしまった

      

僕らはまさに、これからの10年後を見据えて、
この中華経済圏と向き合うことを迫られている。

      

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与党系日刊紙。発行日は民国100年となっている

  
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ちょうどこの日、スティーブ・ジョブス氏の訃報が全世界を駆け巡った

   
     

僕なりのイメージはある。
     

それはユートピアでも、分裂混沌でもない。
     

15億の生身の人間社会がそこにある。

      

   
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台湾の路地裏で見つけた道路標示。いったいどんな意味なんだろう?
まっ、いいや。これから先は、いろんな道があるんだという風にポジティブに解釈しよう!

     

       

そんなお固い話題は関係ないとばかりに
台湾のデパートでは、創業祭のシーズンで、
地元のご婦人やお嬢さん方は、お得なバーゲンに連日夢中である。

  
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「週年慶」が、創業祭・アニバーサリー・セールというような意味

           

実は旧正月に次ぐ、ギフト商品が売れるタイミングなので、
この商戦に照準を合わせて「ニッポンを売る!」ベテラン地域も少なくない。

  
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この期間は、買い物客で終日ごった返す    

     

僕も、3日から再度台北入りして仔細に見守っているぞ。

   

   

移動の時、中華路を歩いていたら、
西門町の「鴨肉扁」の前を通りかかる。

   
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ここにも10年以上ぶりに訪れたら
相変わらず満員のお客さんでごった返している。

     
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「鴨(中国語ではアヒルの意)」という看板だが、実はガチョウ(鵞)肉で有名な店。

   

日本人はどうしてこんなに美味しいガチョウを食べないのかねぇ」と台湾人の友人にいつも不思議がられる。
     

  
きっと日本人は、肉よりも羽を使った羽毛布団の方がお気に入りなんだよ」と、いつも返すことにしている。

       

もちろん僕も鵞鳥(がちょう)肉は大好物。

   
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少しも脂っこくなく、しかもパサつかずしっとりしたコクのある旨味の柔らかな肉質は、もう絶品。
     

しかも、早くて安いと来たもんだ!!  
     
     
       
台湾料理万歳!
               

視聴に感謝

            
先週告知したNHK松山放送局制作の10月28日放送
四国羅針盤「巨大中国市場を取り戻せ」が
その後の調査の結果、視聴率12.2%とかなり高い数字が出たそうで、
しかも同番組史上2番目の記録だったそうである。
         
番組制作のほんの一部に関わった者として、とっても嬉しいこと。

      

観てくださった方には感じていただいたと思うが、
なんといっても今回の主人公である、
愛媛県の上海サポーターである中原さんが現場主義で逆風にめげず活躍する姿が光っていたし、番組の構成も多岐にわたらず、焦点を絞ったものになっていて、日本全体のこれからの反転攻勢のヒントとしても、きっと多くの視聴者の皆さんの共感を得たのだと思う。

    

ただ一つだけ残念だったことは、
あのむくみ上がった顔のコメンテーターだろう。
(実はまだ本人は番組を見てないんだが
        

いつもながら悔やまれるばかり…。
    

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スタジオセットの前の僕  穴があったら入りたいほど恥ずかしいから黒く塗りつぶします

       

       
告知を見て、番組を観てくださった皆さん、
そして放映前後にアツい電話やメールを頂いた皆さん
ありがとうございました。
       

制作スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
番組ディレクターのSさんはじめ、たいへんお世話になりました。
       

IGOSSOH ②

           
実は、これで4度目の高知入りになるのだが、
あの桂浜には一度も行ったことが無かった。
         

多くの日本国民から歴史通の外国人に至るまで、
強力なパワースポット、いや聖地とも言えるあの場所に。

       

今回、無事用件を終え、飛行機の時間まで余裕があったので、
いよいよ足を運ぶことにした。

去年は大河ドラマの影響もあってか、
ぜひとも行ってみたかったが、ようやく念願かなった。

    

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いつもテレビなどで見慣れた龍馬サマの御姿

    

   
日曜日ということもあって続々と観光客が訪れてくる。

その数物凄い。

   
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現代の龍馬はデジカメを使いこなしていた・・・。

    

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でもこの日、僕にはさほど大きな期待が無かったのだ。
      

あれだけ憧れていた銅像なのに・・・。

     

     

実は、別の目的があったのだ。

        
前日の晩、あの土佐いごっそう氏から話を聞いて、龍馬像だけではなく、すぐ近くの秘蔵スポットに行ってみよ、と指令を受けていたからなのだ。

   

     
龍馬像の背中の中心後方の延長線上100mほど先の林の中に
こんな石碑があることを皆さんは知っているだろうか?

     
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これは、旧制高知高校の数え歌「豪気節」の一節を描いたものである。

        

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僕は、この碑の前でどれくらいの時間過ごしただろうか。

     
おそらく30分以上、ずっと見とれていたに違いない。

   
この石碑には、僕以外誰も立ち寄る人はいない。
    
邪魔されずに結構なものだが、
そばにはあれだけ観光客がいるというのに。
     

   
スケールの大きな、男気のするフレーズじゃないか。

   
心が震えずにはいられない。

九つトセ~、この浜寄する大浪は、

カリフォルニアの岸を打つ。

そいつぁ、豪気だねぇ~っ

  
     

この豪気って言葉がいいよねぇ。

 

  
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この桂浜に打ち付ける浪が、カリフォルニアの岸に届くんだ。・・・これからも、こんなスケールで構想し、行動していきたい。

      

今年に限って、我が国はこの浪によって大惨事を呼んだ訳だが、
そこは空気が読めないノボセであることをお許しいただきたい。

     
        

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念願の龍馬像とのご対面も感激したが、
この石碑の存在は、これまで高知で知り合った友人たちの熱い心と澄んだ眼差しとが重なって、僕の心の印画紙に、しっかりと焼きつくことになった。

       
    

でもここは、そんな熱苦しく男臭いだけのスポットではないぜよ。

   
Dsc_0716
浜辺では、何組もの龍馬とおりょうがいたよ

   
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どうも桂浜では、男を龍馬に、女をおりょうに変えてしまうみたいだ?

     

  
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それにしても高知の街では、呑むところ、食べる所が多いよね
      

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深夜まで路上の屋台では、賑やかな声に包まれる
   
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Dsc_9520今回も美味しいものに沢山出会ったが、なぜか朝、明るい笑顔が素敵なお姉さんに運んでもらったモーニングの味の清々しさが印象的だった      
         

IGOSSOH ①

              
昨夜、四国中のお茶の間で醜態をさらしたついでに
四国にちなんだ話題をひとつ。

       
     
今月初め、6次産業化の研修会で高知に行った。

    

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研修会の会場となった高知大学キャンパス

     
    
高知県と言えば、アツい情熱とクールな頭脳を併せ持つFさんをはじめ
熱血人の友が多い街。

   
    

今回もまさにTHIS is KOCHI人そのもの、
いわゆる「いごっそう」との邂逅(かいこう)を果たした。

     
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龍馬ふるさと博「とさてらす」で

        
普通なら、研修会が終わった後の懇親会などで
親交を深めるものだが、研修会の前日の晩から居酒屋でまず知り合って
飲み語り合うなんて、高知ならではの豪快さだったよ。

        

        
彼等の特長(あくまで個人的で極端な見解)は、まず
    

○声がデカい。
大きいではなく、デカい。

    

○身振り手振りが大きい。
    
Dsc_9230_2              

○とにかくよく酒を呑む。
飲むではない、呑む。
     

○大言壮語する。
本気で世界や日本を変えるような話を平気でする。
僕はまたこれが大好きなんだ。
    
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○常に戦略思考で考え続けている。
鹿児島の人も戦略思考的だと思うが、大方の日本人が欠けている能力である。      

○ビシッと相手の目を見て物を言う。

     

○明日から、これから直ぐにでもやろう! と、今にも立ち上がろうとする。
       
かなりせっかちである。
これまた僕が好きなのだ。
    
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「明日から始めるぞッ。一緒にやるよな、なッ!!」

      

     
まあ、僕もかなりの大法螺吹きではあるが、
その晩のN志士はじめメンバーの発想の大胆さや奇抜さは、
僕も完全に意表を突かれた。
           
本当に龍馬や慎太郎並み。

      

まさに幕末にも似た昨今だが、黒船はアメリカだ、中国だ、脅威だ、なんて特定の国をあげつらうようなスケールの小さな人間は、ここには一人もいなかった。

       
先が見えない乱世の時代になると、
やっぱり高知や鹿児島、帯広なんか日本の端に位置する地域から
変革人材が輩出されるのかもしれない。

   
空気なんか読めなくったっていいじゃないか。
(でも女性には嫌われたくないけどね)

         
アドレナリンが出っぱなしだった。

       

       
隣のテーブルでは、地元の学生たちが楽しそうにコンパをやっている。
     

「知っちゅう! それ知っちゅう!!」
      
とあのネイティブな土佐弁が聞こえてくるたびに
何故だかだんだん嬉しくなっていった・・・。

   
ぜひとも彼ら立志の青年たちに、この世の中を変えていって欲しい。

    
ニッポンが変わらずにいい国であり続けるために・・・。

      
          

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国宝・高知城

    
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このチャンバラ貝と呼ばれる肴で鯨飲し、そして熱く語り明かす
   
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竹串で器用に身を取出し、この尖った部分を必ず外してから口に放り込む

  
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藁炙りのカツオのたたきももちろん美味しかったが、名物「焼き鯖寿司」や「うつぼの唐揚げ」も、いごっそう的旨さだと思う 
               

四国地方の皆さんへ告知です

                 
昨年3月来、テレビや新聞、専門誌等に出演・掲載される時にも告知はしないという方針でしたが、今回は例外ということで。
                               
                   
今日28日、午後7時半からNHK総合テレビの四国羅針盤という番組で、コメンテーターとして出演します。四国管内で視聴できます。
            
      

原発放射能の風評被害が続く中国市場で、
水産養殖日本一の愛媛県が奪還・伸長を目指して攻めの姿勢で奮闘する現場取材番組である。

          
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内容は見てのお楽しみということで。
とにかく等身大でありながら、意識レベル、行動レベルが極めて高い事例なので、一人でも多くの「ニッポンを売る!」行動家の皆さんにはぜひ観て感じて欲しいのだ。          

          
四国地方は、これまで4県とも海外販路開拓で共に学んだり、アクションした経緯があるので知己も多い。今、元気なブロックだ。

                  
         
           
それにしてもスタジオでの事前収録は、予想通り緊張の連続。
             
        

                      
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NHKの収録スタジオ

      

でも、多くのスタッフの皆さんのおかげで、
リハーサルの後、本番も通しで無事一発でオーケーを頂いた。

        

内心もう一回やり直してもらえないかなあ、などと感じながら
正直ホッとした。 ・・・素人である。

    
驚いたことがあった。
    

スタジオ入りしてからほんのわずかの時間の打ち合わせで、プロデューサーさんと司会のアナウンサーさんは、僕の専門的な主張を一度聞いただけで理解し、本質を解析して、僕が10言ったことを1.5くらいに集約し、それを更に視聴者にわかりやすいように瞬時に再編してしまったのだ。

         
報道マンのプロフェッショナルな仕事ぶりに触れた。

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リハーサル直前のスタジオ  この時、僕の緊張感は最高潮
       
         
                 

学んだ。                     
      

森羅万象溢れかえる情報を受発信する姿勢とプロセスを学んだ。           
                 
       
       
ありがとうございました。
            

                    
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愛媛松山といえば、日本最古の湯のひとつ道後温泉本館

   
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貸タオルと石鹸で60円なり
(入館料は別)
             
           

            
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南予式鯛めし。普通はタイと一緒に炊き込むが、ここでは新鮮な鯛の刺身にタレと薬味、生卵などをその場で漬け込んでから温かご飯にかけるのだ。じゃこ天と共に愛媛に来たら必ず所望する僕の好物。噛むのも忘れてしまうほど旨いのだ。
                

オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その4)

(前回より続く)

                
日本の風景で、一度でいいから、ぜひ観ておきたいものというのが
いくつかある。

        

なぜか今、そのひとつであるオホーツク海に向きあっている。

   
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海の向こうには知床連山が

      
    

海岸で、仁王のように両の脚を横に踏ん張って。

     
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ゴオ~ッとお腹の底に響き渡る音と共に、白い大波が砕け散る。

   

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オホーツクの風と潮香を体一面に受け止める。

    
      
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大海のオーラ、パワー、そしてイオンを取り込む。

   
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男気を連想させる九州の冬の玄界灘とは全く異なり、
横にも奥にも、ただならぬ広さ、そして計り知れない遥かさを感じる海だ。

   
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毎年1月になると、遥か1000キロ離れたアムール川から運ばれてきた流氷が、この一面に接岸されるのだという。

        

一体どんな光景なのだろう?

      

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天都山にあるオホーツク流氷館では、
今年接岸した流氷に触れることができる。

   
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これが今年産(?)の流氷の実物だ

      
      
     
流氷が展示してある零下15℃の室内では、
濡れたタオルをグルグルと2~3度振り回すと、
瞬時にカチカチに凍ってしまう。

   
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いわゆる「シバレ」の体験が出来る。

        
       
         
念願のオホーツク海を眼前にする目的は達成したのだが、
ぜひこの目で一度、本物の流氷とやらを拝んでみたいと、
新たな願望が湧き上がってきてしまった。

    

つくづく僕は欲が深い・・・。
     

          

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いつもながら、感動の光景を前にすると言葉を失ってしまう