先週、台湾・鹿港の記事を自動アップしていた10日間で、
香港、中国、そして台湾に2度行ってきました。
日本は梅雨の真っ只中で水害にも見舞われているが、
香港は雨期が終わったのだろうか、
6月末のその日は過酷な暑さだった。
香港・ネイザンロード
ちょうど、7月1日は香港が中国に返還されて15周年という節目にあり、
胡錦濤主席が香港を訪れることもあり、結構騒がしかった。
新しい行政長官の就任に当たり、
香港市民の政治不信は神経質に思えるほどで、
民主化実現へのプロセスの難しさを改めて強く感じた。
それはお隣、中国広東省もかなり荒れたニュースが飛び込んおり、
新体制のかじ取り手腕が問われそうだ。
香港コンテナターミナル
とはいえ、香港の元気な仲間たちは相変わらずパワフルで
日本から来た元気人たちとの交流が実現し、
面白いアイデアや情報を交換できた。
ヒントや答えは、常に現場にある…。
異常に蒸し暑い香港での一服の清涼剤 “港式檸檬茶(レモンティー)”
香港・日本のチャレンジャー諸氏の熱気たるや
震災前とも違うし、震災後の去年ともすっかり変わってきたぞ。
台湾も、二期目の馬英九政権がスタートしたが
ここでも多くの不安定要素を抱えている。
日本も政治がガタガタだとよく言われるが、
僕の眼には、近隣アジアはどこも同じに映る。
そういう時代の過渡期なのだ。
一回目の訪台は、台北とその郊外。
動き出す農業プロジェクト 日本の農業者にとっても今や輸出だけが海外チャレンジではない
久しぶりに訪ねたらすっかりベットタウン化していた淡水の街
二度目は台北ではなく、さらに北部の淡水や中北部の桃園県、ハイテク園区で有名な新竹市を廻り、これからの台湾の「延びしろ」を舞台にしたプロジェクトの可能性を探ってきた。
桃園県のアクセス良好な土地でニッポンを売る!!仕掛けが始まる
「東洋のシリコンバレー」新竹科学工業園を目指す道
ニッポンの外に、
グローバル市場という名の桃源郷があるわけではない。
ハイテクシティー新竹も、夜になるとアナログ・ホットな夜市も現れる 城隍廟夜市
いつも強調しているように
「探すものではなく、創るもの」
改めてそう感じた巡回出張だった。