旨いもの王国で(その3)

      
(前回より続く)

食事の会場に行く道すがら、せっかくだからとあの有名な景勝地「東尋坊(とうじんぼう)」を案内してくれることになった。

   

でも天気はあいにくの冷たい雨。 しかも土砂降り。

   
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また次の機会にゆっくり観よう…。

   
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日本海側の冬の空を象徴するかのような雲の群れ

    

と、諦めかけていたら、現地に到着すると、厚い雲の合間から夕陽が顔を出してきたじゃないか!!

  

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感動的・・・。 ツイてる。

   

いつの間にかカメラマンが大勢現れてきた。

  
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新井さんの話では、こんなに綺麗な日没は珍しいそうだ。

   
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こんな光のページェントの風景を描写しきる技術は、僕には持ち合わせていない。

   
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垂直に切り立つ安山岩の柱状節理は日本でも三ヶ所しかないという

   

カメラは傍らに置いて、ただただ断崖に打ち付ける波のドラマを眼と耳と、そして心を凝らして全身で受け止める・・・。
   

  
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荒々しく打ち付ける波

   
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画像左上の小さな人影の場所が、サスペンスドラマのエンディングの定位置か?

  
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夕日に映える屏風岩

  

新井さんがあきれた顔をして僕に向かって言い放つ。
     

   
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「普通こんなに体の芯まで冷えるほど寒い時、よそから来た人なら記念写真だけ撮って10分もしないうちに、すぐに帰ろうと言い出すのに、あんたと来たら・・・。」
   

   
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気づけば確かに寒い。凍えるように芯から冷える。

  

そりゃそうだ。ワイシャツに普通のスーツだけだもんね。

       

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残念なことに、ここは自殺の地としても有名

  
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句碑かと思ったら、「粗末にするな 親からもらったその命」と書かれている

   

気を取り直して、

さあ、グズグズしてないで早く行って温まりましょうよッ!と僕。

  
   

げんきんなヤツだ、と思われようが、
心は高揚しているからなんのその。

    

最も待たせた僕が一番先に車に乗り込んだ。

                                 (次回に続く)

  

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東尋坊から沈みゆく太陽を眺める

   
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旨いもの王国で(その1)

        
19日、北陸農政局等の主催による「農林水産物等輸出オリエンテーションの会」が福井市で開催された。

   

   

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対象地域は、福井、石川、富山の北陸三県と新潟県である。

  

   
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午前のセミナーは、会場一杯の参加者を集め、
北陸地区での関心の高さを物語っていた。

   

   

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札幌・大阪に続き私が前座を務め、今回の各国レポートでは、香港と北京の豊富な輸入販売経験を持つベテラン商社代表からとても有意義な最新現地報告を伺った。

    

     

   
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同じ中華圏でも、参入はしやすいが競争が厳しい香港市場と、入り口の障害がとても厳しいが、これからの本命である中国北京市場の比較が浮き彫りになり、参加者は大いに参考になったと思う。

   

        

午後は、個別商談会と試食発掘会で、どちらもたいへん盛況であった。

     

   
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時間ギリギリまで白熱した商談が繰り広げられた

    

      

  
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あの名物「鯖のへしこ」も海外へチャレンジしているではないか。

   

  
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行動を起こせば、道は切り拓かれる

     

   

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発酵食品(=臭い物)好きの僕にとっては垂涎の珍味   
   

    

実は恥ずかしいことに僕は、福井県は初めての訪問。

    
     

繊維、眼鏡産業の隆盛、豊富な食材については、知識としては知っていたが、現地訪問は初めてだ。

   

              
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今年7月に発刊されたばかりの西川一誠・福井県知事の著作である「ふるさとの発想 -地方の力を活かす」(岩波新書)を事前に読んでいたおかげで、地元の皆さんとの交流を通じてさらに理解が深まった。

      

      

      

   

       

      

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また、県庁の方から、「ふくいごはん」(ポプラ社)を頂戴した。

    

   

この大手出版社は当初、全国版の本をつくる予定だったのらしいが、福井県だけであまりに美味しいごはんのお伴(おとも)があり過ぎるので、福井版が出来上がったのだそうだ。

    

     

    

福井県は、どうも旨いものが豊富なようだぞ。

          

      

こりゃあ、短い滞在時間でも、なんとしてでも「体感」しなくてはならぬ。
      

          
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6年来の福井の友人に、ぜひ案内してッと請い願い、

夕刻から郊外に繰り出したのである。

                                      (次回に続く)

   

      

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日本一の桜並木     福井市の中心を流れる足羽川(あすわがわ) 

    

    
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水シリーズ完結編

              
これまでしばらくの間、
僕が体験した水に関わる思い出を綴ってきた。

      
最初は、日本のゲリラ豪雨。

    

続いて、アルゼンチンのラ・プラタ川。

  
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カンボジア・メコン河のトンレサップ湖に暮らす人々。

  
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そして、ドバイの砂漠の農場。

   
  
実はほかにも、
ブラジル・アルゼンチン国境の巨大瀑布“イグアスの滝”や
ニューヨークのハドソン川の思い出なんてのもあるが、
また次の機会に紹介しようと思う。

  
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生来、最高に圧倒されたイグアスの滝(ブラジル側)

    

       

    
僕は、この数年、水に対する思いが事のほか強い。なぜだか強い。

   

特に、農や食に関わる仕事も多くなったからでもあろうが、
もっと根源的な強い勘のような気がする。
    

   

とにかくわが国は水に恵まれていることを
海外に出るたびに「気づかされ」る。

       
量においても質においても。

   

国内にいると、恵まれているだけに気がつかない。

   

まったく意識なんかしていない・・・。

    

       *           *          *

     

数年ぶりに、本州の西端 ― 山口市を訪れた。

     

西の京と呼ばれるだけあって、およそ600年前、京文化と大陸文化が融合した国際性溢れる「大内文化」が花開いた土地である。
     

   
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南北朝時代に基礎を築いた第9代当主 大内弘世

           
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この街の一角にたたずむ瑠璃光寺の五重塔などを観ると、
その卓越した技術と凛とした存在感に酔いしれ、
往時の栄華ぶりが偲ばれる。

    
    
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瑠璃光寺の境内に入る。
   

  
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しばらく参道を歩くと、小さな碑(いしぶみ)に目が留まる。

   
   
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    「杓底一残水(しゃくてい・いちざんすい)」

         =杓の底に残ったわずかな水=  とある。

     
   

碑文をそっくり写し取ってみよう。

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柄杓に水を汲み取り、使った後、杓の底に残ったわずかな水でも、元に戻すという行為、それは一杓の水も決して粗末に扱わないという宗風をよく表しています。たかが水一杯でも大切にする心こそ仏心です。常に水を大切に、そしてものを大切にすることが肝心なのです。 合掌

      

      
   
   

   
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禅宗(曹洞宗)ならではの教えに、共感しない日本人はいないのではないだろうか。     

  

     
含意について多くを語る必要はないだろう。

    

     

     
      
    
さらに歩を進めると、
有名な「知足の手水鉢(ちょうずばち)」を見つけた。

  
   
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石庭で有名な京都の龍安寺のものがよく知られている。

茶道には縁のある配置だ。

     

鉢の四方の字と真ん中の口とを結んで、
「吾唯知足(われただ足るを知る)」という言葉になる。 
     

   

今ある現実に感謝し、不平を唱えず、さらなる前進を誓うメッセージだと解釈する。

    

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水は日本の恵み。その水に対する日本人の想い。

   
   

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長い歴史を通じて、自然と心の両方にこの素晴らしい資産を
受け継いでいることを今一度かみしめたい。

    

   

そしてこの資産を「ニッポンを売る!」活動を通じて、
世界に、アジアに発信していくことにも挑戦したいと思う。
    

                                    (シリーズ終わり)
      

     

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常に清らかな水で心を洗うよう努めていきたい

    

飛び出せK点

               
札幌で滞在したホテルは、ビルの林立する街の中心地だったが、
部屋の窓から遠くの景色を見ると、山の麓に何やら建造物のようなものが見える。

    

3日間毎朝、目に留まるので、札幌を離れる日に地元の方に尋ねたら、じゃあ、ご案内しましょう、ということになった。

     

遠いのかと思ったら、案外近くてビックリした。

   

    
そう、ここは大倉山シャンツェである。

    
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あの札幌冬季オリンピック大会(1972年)で、
多くの国民を沸かせた舞台である。

   
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一面白銀のジャンプ台は、テレビでは観た事はあったが、
オフシーズンはこうなってたんだ。

      
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山の頂から広げた絨毯のようなジャンプ台を繁々と見上げた。

    

     
よく観ると、観客台や風向計、電光掲示板、音響設備など
結構システマチック。

   
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飛行場を連想させるほど、システムで構成されているのだ。

    
       

いよいよリフトに乗ってみる。

  
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とっても気持ちいいよぉ~ッ、なんてお気楽に叫んでるが、
これがオリンピックの大舞台だったとしたら、
選手はいったいどんな気持ちでリフトに乗っているんだろう、と
フト考え込んでしまう。

   
   
ジャンプ台の上からの眺めは、もう最高。

   
北海道のすがすがしさが体全体に思いっきり伝わってくる。
    

     
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遠くに札幌の街を望み、このまま飛行機のように街を眼下にして
飛び出してしまいそうな錯覚に陥る。
     

おりしも紅葉が始まったところのようで、それはもう絶景であった。

   
   
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ウインタースポーツの舞台の秋のひとコマでもある。

  
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着地点を注目してみると、あったあったK点が。

   
    
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みんなこの赤い目印を目標にして、
力強く飛び出していくのだろう。

   
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僕にとってのK点ってなんだろう、と考えてみた。

    

当たり前だと思われている常識や習慣?

その業界や地域の固定観念?

過去の成功体験?

みんながそう思うような一般的な考え方?

それとも、その道の専門家の見解?

     

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そのどれに対しても
僕はこの一線を超えるべく、これからも邁進していきたい。

      

   

世界に誇る札幌の大ジャンプ台を目にして、これからは、このシーンを思い出しながら常に僕にとってのK点越えを狙ってチャレンジしていくぞッ!

             

          
         

        

        

     

今、野球のクライマックスシリーズに燃えるドラゴンズの根拠地

名古屋に来ている。

    
     
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中部国際空港ロビーで

   
   

明朝、中部国際セントレア空港から海外に向けて出発の予定である。

   

   

大ジャンプにもなるかもしれない前人未到プロジェクトのスタートである。

   
    
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離れて眺めているだけなのに、なぜか緊張する

    

    

目もくらみそうな高台のスタート位置につき、

ゴーグルを付け直して、さァ!いよいよ滑り出すゾ。

                     

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香港で名月(その2)

(前々回より続く)

中秋の10月3日夕刻、
日が傾きだして、再び香港島の中心部に戻ってきた。

    
   
向こう岸には、
夜が始まったばかりの九龍半島側が望める海岸べりを歩く。
     

         
目の前には、漁船や運搬船など小型の船が多数係留されている。

   
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80年代でも、船上生活者や船で商いをする人が沢山いて、この辺でも旅行客向けの遊覧船があり、簡単な海鮮料理を作って出す船や、飲み物・果物を売りにくる小船なんかも寄って来たりして、それはそれは香港らしく、とても風情のあるシーンであった。

   
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今はそんな面影も薄れ、大型の漁船の広間を時間貸しにして
船上マージャン荘なんかを開いているのを目にして、
少しだけ昔を思い出した。

   

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名月を観ながら船上マージャン   ― 香港式の風流だな

     

    

いつの間にか夜空には、中秋の名月が輝いている。

    

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日本の静かに過ごすお月見も
季節を感じることが出来てとても素晴らしい習慣だが、
半袖で過ごす港町香港のお月見もまた格別。
     

    
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若いカップルも体を寄せ合い、100万ドルの夜景と海に映った満月をまぶたに重ねながら、いつまでも愛を語らうかのよう。

   
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二人の目にはどう映っているのだろう?

   
   
ほかにも家族、老夫婦、仲間連れなどが思い思いに
楽しそうにこの海浜プロムナードをそぞろ歩く。

   

    
以前、香港に住んでいた時、中秋の晩には、銅鑼湾(コーズウェイベイ)のビクトリアパークで大勢の市民が持ち寄った月餅などの金属製の缶や蓋の上にろうそくを立てて火を灯して、静かに見守る、
とても幻想的なシーンがあったっけ
、と思い出して、早速タクシーに乗って行ってみた。

   
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中秋のお祝いセット

     

      

いるわいるわ、大勢の市民たちが公園に向かっている。

      
ゲートには「採燈会入口」と横断幕が張られているぞ。

   
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中に入ると、以前とチト様子が違う。

   
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どうも、今は
公園内では火を灯してはいけないことになっているらしい。

    
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火災や火傷の危険だからだろうか、それとも公園を汚すから?

   
   

それに替わり、あちこちに大掛かりな電飾ランタンが飾られている。

  
まるで香港の豊かさを象徴するかのように・・・。
      

   
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月夜の公園はランタンと大勢の市民たちで、とても賑やか。

    
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親子連れもロウソクの代わりに蛍光グッズで

   

子供たちも楽しそう。

   
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デジカメがあちこちで大活躍だ。

   
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屋外ステージでは、粤劇(えつげき・京劇の広東版)をやってるぞ。
    

  
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満月の夜、野外で演じられる粤劇は
数百年の昔からの風習だろうから、とてもしっくりとくる。
      

せりふの意味は解らなくても、どこか懐かしく、
しばらく見惚れていた。

  
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伝統楽器の囃子と抜けるような広東語の節回しが
心にグッと響いてくるネ。

  
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いつもは喧嘩をしてるかのように聞こえる機関銃のようなおしゃべりが大好きな香港人も、満月のお月様の下では、なんとなく物静か。

   
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日本の多くの文化や農作業の節目である節句は
中国から伝わってきた。

   

家族や生活の営み、自然との融合を生み出した東洋の知恵に、
改めて敬意を込めて、こんな心持ちを大切にしていきたいな、
とソッと心の中で感じた夜だった。

   
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記念撮影   みんな中秋の物語を知っている       
        

香港で名月(その1)

      
今年は旧暦の8月15日、すなわち中秋節が10月3日となり、
1日の国慶節の祝日と重なったから、香港の街もひときわ賑やかな様子となった。

   

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香港でもお月様といえばウサギさんなんだ
     

      
  
街では、中秋にはなくてはならない月餅も売り出している。

  
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あちこちで月餅を買うことが出来る

   
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氷皮ってアイスクリームの月餅なのかな          コーズウェイベイで

     

   

高級スーパーなどに行くと、
この時期日本産の梨が山積みに売られている。

   

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満月にちなみ、ギフト用やちょっぴり贅沢なデザートとして
広く市民に好んで買って頂く。

  

僕が今回、目にしたのは鳥取梨、大分日田梨、福島梨などだった。

   

日本国内と異なり、大玉が人気のようだ。

        
   

   

        *                   *

       

         

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午後、時間をやりくりして、
香港島南東郊外の石澳
(Shek O )へ約10年ぶりくらいに足を運んだ。

   

昔から有名なビーチで、
10月というのに多くの若者たちが海水浴やサーフィンを楽しんでいた。

      

     

日本では十五夜にススキ・お団子の季節に海水浴なんて
考えられないけれど・・・

     
      

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週末ということもあって、海水浴場は人でいっぱい。

    

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いつも観察していて面白いのは、
浜辺でのバーベキュー(BBQと表示する)である。

   
    
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日本でも若い人の間でおなじみだが、香港では趣向がチト違う。

   

ここではお決まりである二股のBBQ専用の大串に、
肉や野菜などそれぞれ好きな食材を突き刺して炭火で焼くのだが、
なぜか串を持ったまま焼くのである。
   

     
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日本のように網の上に載せてひっくり返しながら焼けば
もっと楽そうなのだが、こちらではおしゃべりしながら、持ったまま。

   

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自分で焼くものには自分の責任で、ということか、
それとも人に取られないように???
      

でも結構、和気あいあいな雰囲気。

   
   

さらに不思議なのは、
必ず食材にハチミツを刷毛で塗ってから焼くのだ。
(瓶に糖漿と書いてあるから水飴かも)

   

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香港のBBQでは絶対定番のハチミツなのだ
   

   
焼肉はsimpleに塩と胡椒だけに限るぜ!

などというウンチクは、ここでは通用しない。

 

見るからに甘ったるそうなのだが、

こちらではそれがイケるんだそうだ。

   

ところ変われば… である。

    

     
聞けば、台湾では中秋の節句の時に、
全島的にバーベキューをするのが最近の慣わしだそうだ。

     

おかげで、中秋前には、
肉やトウモロコシが飛ぶように売れるらしい。

      

精肉業界の仕掛けでも図星当たったのかなぁ。

      

  

もっとも香港ではそうでないらしいから、これも不思議。

      

       

      

そうこうしているうちに陽も西に傾き、あたりが暗くなってきた。

   

さあ、今宵は中秋。

   

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夜、火を灯して持ち歩く香港のちょうちんは、昼間観ても綺麗

     
      

       
まもなく満月もお顔を出してくれることだろう。

 

        

久しぶりに香港で名月鑑賞だ。

                                  (次回に続く)

             

逆説的な強烈意識(その1)

       
普段の生活において、水と空気というものは不可欠なものであるにもかかわらず、その存在を意識することは滅多にない。

     

    
今回これまで、本ブログでは「水」をテーマに

毎回エントリを綴(つづ)ってきた。

     

    
その水というものに注目するために、
日本や台湾のゲリラ豪雨、アルゼンチンのラ・プラタ川、
カンボジアのトンレサップ湖での見聞を紹介した。  

       
      
          
どれもすべて巨大、強大、偉大な存在としての水だったわけだが、一方で、まったく「乏しい」という視点から、逆説的にその存在を意識したのが、中東のドバイを今年訪れたときの砂漠体験を挙げてみたい。

    
    

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ドバイ市内で(車中撮)

  
    

UAE(アラブ首長国連邦)の数ある首長国のひとつである
ドバイ首長国の首都ドバイ市は、人口約140万人くらいであり、
日本で言えば福岡市とほぼ同じ規模の都市である。

   

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                                   インターネットから抜粋

      
     
1980年頃、人口30万人にも満たなかったこの街が、
21世紀に入り、中東における金融・商業・物流・貿易の拠点都市
として急成長し、世界中の注目を集めることとなった。

     
読者の皆さんもよくご存知のことだろう。

      

報道や雑誌などを通じて観るドバイの街は、

まさに中東の地に花開いた国際的コスモポリタン都市。

    

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現地に足を踏み入れても、まさにそのイメージどおり。

    

     

香港やシンガポールも真っ青の近代的ビル群や整備された
都市インフラを眼前にして、ホントにフラフラ、クラクラきた。

     

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早朝、ラッシュ前に独りでタクシーを乗りまわして徘徊する

    

     
でも、香港・シンガポールと同じく海に面してはいるものの、
樹木あふれるグリーンシティーという訳ではなく、
一歩郊外から視線を引いてみるとご覧のとおりの
白砂のじゅうたんが広がっている。

     
    
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文字通り、砂上に忽然と現れた現代の楼閣群である。

    

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大砂原の向こうにそびえるのは、建設中のブルジュ・ドバイ(ドバイタワー)。
2007年7月に台北101ビルを越えて現在世界一
(818m.)。

        

     
そのあまりの凄さに、僕はもう声が出なかった。

    
         
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砂の層となると、凄い基礎工事になるんだろうな

   
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砂埃?それとも砂嵐のあと?

  
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まるで月面のよう

      
     

一歩郊外に出ると、そこには360度地平線の彼方まで広がる砂漠と

一本の道路、そしてそれに沿うように走る巨大な送電線だけである。

    
   

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おいおい ここドバイでは、ラクダさんが現代のらくだに乗っかってるぜ!

   
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もし、こんなところでエンストしたとしたら・・・。

     

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本能的にすぐに脳裏によぎったのが、

ガソリンではなくやはり水だった。

    

   

そのとき手にしていた飲みかけのミネラルウオーターのボトルを

ぎゅっと握って、つい、その存在を確かめてしまう・・・。

    
         

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オイル用?それとも水道管? ここではどちらもライフライン(生命線)

   

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普段当たり前のように使っていた水のことを

強く意識した瞬間だった。

                                    (次回に続く)

   
     

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水に暮らす(その5)

     
(前回から続く)

              
随分と長い間、湖上にたたずんでいた。

         
伸縮する巨大な自然体とそこに住む人々が織り成す姿に見とれているうちに、いつの間にか陽も西に傾き出したようで、僕らを乗せたボート船は元の船着場に向かって進路を変えた。

      

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途中、この湖に生息するワニや養殖の鯰のような魚も見せてもらった。

   
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食用というよりはやはり皮革用だろうなぁ。両方いいか。

   

生物学苦手な僕もこういうのなら分かりやすくて大好き。

    

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この魚はきっと地元の大衆魚じゃないだろうか。

  
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そのうちまた、あの生活の場に戻ってきたゾ。

    

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屋上にソーラーパネルを取り付けている家もある

   
          
      

ちょうど夕餉の時刻。

   
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いつもの、毎日の、日常のひとコマに違いない。

    
   

アジアではどこでも、お母さん、女性が働き者だね。   

   
   

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女家族だけで囲んで、早めの夕食かな?

    
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僕もこの年頃、暗くなって家に帰り、何度お尻をぶたれたっけ・・・

    

    
往路でのあまりの興奮から冷めたためか、

帰路では少しだけ冷静に観察できるような気がする。

      

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1500年前のクメール人も変わらぬ姿だったんだろうか?

     

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乱伐、乱獲を戒めるものだろう。自然と共生する人間の知恵
       

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まもなく到着~ッ!

    
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岸辺に上がっても、足元はまだユ~ラユラ。

    
頭の中もユ~ラユラ。

   
心の中もまだまだユ~ラユ~ラと酔いしれていた。

      

      
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この豊かな湖水は、
トンレサップ川から国境をまたいでベトナムに通じる。

       

ユ~ラユラ

      

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ベトナムでは九本の支流に別れて南シナ海に注いでいる。

     

九つの頭を持つ龍の名からクーロン川とも呼ばれているらしい。

    

ユ~ラユラ

     

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この肥沃なメコンデルタ地帯はコメの生産で有名で、

2年間で7回収穫できるのは世界でもこの土地だけだそうだ。

       

        
いまやタイをしのいで、ベトナムがコメの輸出世界一に躍り出た。

      

       

メコンが肥えれば、食は安泰。

      

       
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インドシナの民に幸あれ。

                                                                           (シリーズ終わり)

               

        
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水に暮らす(その4)

(前回から続く)
      

兄弟が操る僕らを乗せたボート船は、ひたすら湖の沖の方へ進んでいく。

   
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いったいどれだけ時間が経ったのだろうか?

 
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相当遠くへ来たな、と思って周りを見たら、
やっぱり視角360度すべてが水平線だ。

 
   

改めて、その大きさに驚くやら、戸惑うやら。

   

これは湖なんだ・・・。   じっと心に言い聞かせる。

   

   

と、

遠くの方に何か黒い物が浮いている。

   

いや、何かうごめきながらこっちの方へ向かってくるような。

   

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えええ~ッ!

   

小学2年生ぐらいの子供がタライに乗って棒のようなオールを
一生懸命漕ぎながら、波に揺られてやって来るではないか。

   

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そんな馬鹿な!
   
 
 

どこから来たんだろう。こんな沖まで。

   

波をかぶったらお終いじゃないか。

     
    

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おいおい! 大丈夫かぁ?

       
   

それでも、本人たちはいたってケロッとしている。

   

懐から蛇なんか取り出して、見せてやるよ、なんて自慢する。

  

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ザブンザブンと波を被り、
水が入る度に手元の茶碗で掻き出している。

    

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何事もないかのように。

    
   
日本だったら、親や教育委員会は120%卒倒するね。

     

      *          *          *

           

僕らのボートもしばらく大海の如き沖の上でユラリユラリと漂った後、舳先を反転させて岸辺に向かう。

     

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立ち寄った休息所に着くや、

来るわ来るわ、タライ舟の一寸法師たちが・・・

     

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    女の子だって、ホレこのとおりバランスをとりながら

       

            

屈託なさそうな笑顔の後のおねだりは、いつもの1ドル紙幣。

      

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愛想を振りまく彼らのビジネスが一段落すると、

きびすを返したように遊びに戻る。

   

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何事も無かったかのように。

      

     
これでいいのだ・・・。

     

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シーナさんの本によると、やはりここでは
伝染病や衛生状態の悪さが原因で
何人に一人かは子供が死亡してしまうのだそうだ。

     
    
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お遊び、それともお手伝い???

    
   

僕らがここの井戸水を飲んだら、

簡単にアメーバ赤痢に罹るかもしれないという。

     

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さあ、下校だ

    

       
この元気な子供たちは、どこまでもたくましいと言うことになる。

       

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前向きっぱなしだけど、赤ちゃんには命綱くらいは付けてる・・・よね???

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と思いきや、付けてなかった!!!

     

 

水に生きている。

     
    

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生き生きと、生きている・・・。

   

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水に暮らす(その3)

        
(前回から続く)
      

カンボジア・トンレサップ湖について、少しのぞいて見よう。

      

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この湖は東南アジア最大の大きさというが、
雨季と乾季では大きさがまったく違うそうで、
そのたびに伸縮しているのだ。

    

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                                        インターネットより抜粋

     
     

全長約4500キロの「メコン河」につながっており、
乾季にメコンの水量が減ると湖の水が流れ出し、
雨季に入ってメコンの水量が増すと湖のほうへ大量の水が逆流する。

   

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このトンレサップ湖は、いわばアジア第三の大河メコンの調整弁の役割をしていて、下流の洪水発生を軽減させていることになる。

    

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乾季に比べ雨季では、この湖の大きさは約3倍になり、

水量は14倍にも達するという。

   

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上2枚は高床式の住居、下は浮床式で移動が可能。

 
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乾季時の大きさでおよそ東京都と同じ面積だというからものすごい。

     

    
しかし、この水は単なる量だけでなく豊富な栄養分も供給し、

豊穣な土地と水産資源を生み出しているのである。

   

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乾季には豊かな耕地となり、雨季には水産物の絶好の産卵場となる

      

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豚さんたちも水と共生

          

             

          
中国・青海省に源流を持ち、チベット高原、雲南、そしてミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、そして最後はベトナムを河口に南シナ海に注ぐメコン河は、神秘的な自然そして多様な民族と生活文化が様々な顔を見せてくれる。

   

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シーナこと椎名誠の紀行文を読むのが好きなのだが、
「メコン・黄金水道をゆく」にもトンレサップ湖にまつわる生き生きと、楽しい描写が、僕の旅の記憶をより奥深いものにしてくれる。

               (次回に続く)