大寒の北国4話(その2)

           
この日、北海道経済センタービルで
農林水産省輸出倍増リード事業「輸出オリエンテーションの会」北海道地区研修会が開催された。   
http://www.nousui-orien.jp/hk.html

          
Dsc_7421      
    

会場には全道各地から幅広い分野の事業者、団体、行政の方々より
160名を超えるエントリーがあったという。

  
Dsc_7598

    

さすが食と農の王国だけあって、その層の厚さと裾野の広さから
海外販路開拓への強い意欲を感じた。

      
Dsc_7663

      

研修会では、北海道農政事務所から放射能など海外の規制に関する最新事情と今後の施策説明、また帯広市川西農協の常田部長による十勝川西長いもの海外展開についての事例紹介があった。

   
    
十勝川西長いもは、台湾で圧倒的な人気ブランドに成長し、いまや不動の地位を占めるにまで至っている。

  
Dsc_9907
台湾では圧倒的人気の十勝川西ブランドの長いも  2006年11月台北で撮影

        

その裏に秘められた生産、販売、輸出に関わる傑出した発想と不断の努力の成果の報告は、会場の参加者の皆さんの大きな共感と貴重な参考になったことだろう。
      

私も前々からこの十勝長いもの成功譚を伺いたかっただけに、大いに勉強になった。

     

 ニッポンは広い! 上には上がある。

   
    

先人の貴重な財産の賜物と語る謙虚な常田部長が、
なぜか北の若き英雄・ダルビッシュ投手に重なってしまった。

       

      
研修会終了後も、ビックリするほど沢山の皆さんと情報交換をさせて頂き
終日・翌日まで面会の機会を与えてくださった。

   
    
北海道は、今回、国より「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区」の指定を受け、全道的に各地の個性を生かした食と農のプロジェクトが次々と展開されることになる。

      
         
    
関係者の皆さんの気迫と熱意を十二分に感じる
大寒さ中の「アツい」研修会となった。  (続く)
          

頼もしいニッポンの人材

                  
24日午後、熊本市で熊本県農業コンクール大会表彰式が行われた。

            
農業経営や技術の発展、振興、普及に顕著な成果を収めた先駆的農業経営者や地域支援者の皆さんが表彰されるものである。

         
Dsc_7037

昭和35年に始まったこの大会は、今年で52回目を迎える歴史ある独自の表彰事業である。

 

経営体、新人、食と農などの各分野で、優秀賞や農林水産大臣賞などが授与された。   
               

Dsc_7078_2
九州農政局長より農林水産大臣賞が授与される        
               
壇上に見る生産者の皆さんは、奥様を含め、
とても晴れ晴れしく、
また頼もしく心強い印象を与えてくれる。

 

僕は常々、この農業に携わる皆さんは、今すでに
技術エンジニアリング、経営マネジメント、企画マーケティングのトップランナーであり、日本が誇るハイテクや科学技術分野と比べてみても優るとも劣らない、世界に通用する有為の人材である信じていて疑わない。

     
Dsc_7056
新人王部門の若き受賞者      
        

これら農業に長年従事してきた、またはこれから志す人たちは、今後新たな価値観の時代を迎えるにあたって、僕は、間違いなく人類社会の最先端、最重要産業のエンジニアとして、世界を舞台に活躍する時代が、もう、そこまで来ていると考える。

楽しみだ。
         
      

            
この日、私にも農業貢献賞という身に余りある賞を蒲島熊本県知事より頂戴した。

  
Dsc_7085

 

もっと知恵を出して生産者の皆さんのために頑張れ、という叱咤激励の意味であるに違いない。

     
       
気が引き締まる農暦正月のスタートとなった。
             

風向きの変化を感じた五都歴訪

             
この間、台湾、香港、四川省、浙江省、上海を廻ってきた。
     
    

10日間でこれだけだから、文字通り駆け足の出張だったが、
僕にとって極めておおきな意味を持つ旅だった。
          

  
Dsc_4619
台湾ではいよいよ総統選・立法委員選挙戦が本格化してきた 様々な課題が炙り出される

    

ひとつは、前半後半と別々の仲間とそれぞれの目的で
今後5年を見据えた事業戦略を構築することが目的だったが、
これまでと全く異なる新たな発想の海外販路開拓のチャレンジが実現できそうな勢いであること。
  
ここに来て、日本の生産者・事業者の底力を見た思いだ。

       
     
また、もうひとつに、訪れた5都市とも
来年にかけて社会経済が大きく舵を切るほどの変化を見せるだろうという様相を垣間見ることが出来たことだ。

     

Dsc_6221
香港のブランド店では、終日、中国大陸からの観光客で長蛇の列が
    

     

報道だけではわからない、路地裏・現場での予兆のシグナルだと感じている。  

   

Dsc_9562
今、中国の都市近郊農村では想像以上の事が起こっている…

    
      

欧州ソブリン債務危機やアメリカの経済失速、中東ドミノ、日本の大震災など、アジアを取り巻く世界では、まさに「想定外」の事が想定外のスピードで連続的に起きている。

   

Dsc_6910
香港・尖沙嘴イーストの繁華街の夜景
      

香港も、恒例のクリスマスの電飾が始まり、
商戦もリーマン以前を彷彿とさせるこれまで以上に過熱気味ではあるが、イギリスをはじめとする欧州と縁の深い香港の金融界の今後は不透明である。
       

      

Dsc_8390
  

四川省では、農村のとんでもない光景を目の当たりにし、
ドンドンと、刻々と、変化変容していることを実感。

   
       
ニッポンにとってピンチでもあり、大チャンスも着想できる。

    
     
今こそ、外から目をそらしてはならない!

       

       
Dsc_2990
台北では我らがユニクロが旋風を巻き起こしている

   
Dsc_2740
台湾某県のLED農業のショールーム。これだけ低コスト投資で作れれば…

  
Dsc_3804
早朝の幹線道路 -台北    IT・電子産業の外需の冷え込みで、懸念もぬぐえない台湾経済

   
     

どの国、どの街もそれぞれの事情と構造的な課題を抱え、今まさに国全体で克服しようと動き出している点では日本と同じ。

       

    

どこの国民も
自然災害や格差社会、既得権益などと闘いながら、
来年こそはと、希望の光を求めて、

みんなみんな頑張ってる

       
     

Dsc_6864
香港の夜景にしばしうっとり

         

            

今日からまた一週間、東北、そして北海道をほぼ横断する。

  
どんな元気人との出会いがあるんだろうか。
                     

オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その3)

(前々回より続く)
         
どこまでも続くかと思われるほど広い畑をひたすら見て回る。

   

「すこし気分転換もいいんじゃないですかね」
と、指差された遠くへ目を移すと、
なんだか黄色い帯のようなものが見える。

  
Dsc_9602

   

菜の花? まさか10月に咲くはずなんてありえない。

    

近くに寄ってみたら、さらにビックリした。

   

Dsc_9608

        

向日葵(ヒマワリ)だった。

    

Dsc_9636

    
まさか、こんな季節に、その上、北海道の東の果てで・・・。

         

Dsc_9643

             
     
そう、小麦を刈り取った後、ヒマワリを植え、
種がつく前に、このまま土に漉き込んで土壌改良用の肥料にするのだ。

   

なんだかかわいそうな気がするが、これも自然を生かした知恵。

   
Dsc_9673

   
     
幹線道路からずいぶん離れているので、
およそ観光目的ではないことがわかる。

    

Dsc_9662      

おそらく誰にも気付かれないこの畑で、
でも懸命に美しい花を咲かせている。
   

月見草ではない、ヒマワリなんだ。

    

Dsc_9708

    
    
日本全国で、そして今ではアジアをはじめ世界の食卓を飾り始めた日本の食材も、人知れぬオホーツクの大地で、こんなにも元気に花を咲かせたり、実らせているんだ。

      
      

10月のオホーツクの大地とヒマワリ

  
改めて自然と農業への敬意の念を感じた瞬間だった。

    

    
Dsc_9681
                 

オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その2)

          
女満別、豊郷、網走郊外の農場を見学させていただく。

     
Dsc_2456
遠くに斜里岳の雄姿が望める

    
    
同じ北海道の広大さでも、この地だからこその個性ある景観に見とれ、
感激の方が先に立って、説明がなかなか耳に入ってこない。

ヨソ者、素人の恥ずかしさ・・・。

   
Dsc_2498
この日は運良く知床連山を眺望することが出来た。地元の方の話では、しばらく振りだと言う

       

     
北海道と一口で言っても、各地が多様なことを認識させられる。
    

Dsc_2316
畑の後方はオホーツク海の海岸。さらに知床連山だ

          
      

当たり前のことなんだけれど、これまでひとくくりにイメージしてた。

   

Dsc_2470
後方は藻琴山

     

海外から観れば、ニッポンをひとくくりにイメージしているのと似ている。

    

    
東北や九州なら県があるから、
ある程度景観イメージや産物を区別しやすいことにも気づく。

     
Dsc_0018
どこまでも続くビート畑
   

         

           

それにしても、ちょうど収穫の季節

            
            
ジャガイモ、玉葱、カボチャ、ニンジン、大根、大豆、小豆、そして延々と広がるビート(甜菜・砂糖大根)の畑は、息を呑むくらい壮観だ。

    
Dsc_9559
玉葱の収穫現場

    
Dsc_0381
夕日に映える大根の畑
   

Dsc_0366       
Dsc_9427
広大なニンジン畑
    

Dsc_9592
しっかりしたビートの株が出来たそうだ

            

          
いわゆる大型機械化、大規模化、企業化した農業が眼前に広がっている。

  
Dsc_0141
ジャガイモの収穫
   

Dsc_9781       
 

       
基幹産業としての力強さもあれば、
だからこその苦労や克服すべき課題についてもお話を伺い、
深く考えさせられることになった。

    

これまた、「農業」とか「大規模化」などの概念についても
ひとくくりでイメージすることの危うさを感じる。

     
Dsc_9927
カボチャの生産農家さんから現場の声を聴く       

   
Dsc_0202
小豆(ショウズ)畑。 その広さに唖然

         

いずれにしても、私たちにとって非常に大切な、そして
誇り高い産業のひとつであることと、
そこに従事している皆さんの笑顔だけは、
強く、強く心の底にイメージを焼き付けることが出来た。
                                   (次回に続く)

   
Dsc_2507
                 

オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その1)

                   
松江から夜行バスで延々9時間かけて帰還した翌日の午後1時過ぎ、
僕は女満別空港に降り立っていた。

       
Dsc_9218

   
   
正直言うと、この日まで、女満別という地がどこにあるかも知らなかった。

    
270pxhokkaido_memanbetsutown
wikipediaより抜粋

    

北海道のどこか、程度の浅薄なもの。  恥ずかしい。

   

Dsc_9280
この日降り立った時の外気温は、摂氏10.5℃だった。いつも火照り気味の僕の体には心地良い。体感温度少し変!?

    

    
世界自然遺産・知床観光の拠点空港で、近くに網走市があることで、
道東さいはての地なのかな、といったこれまた浅薄なイメージが脳裏をかすめた。
   

・・・極めて貧困である。

     

     

さて、今回の交流の舞台は、東京農業大学オホーツク校である。

    

この日も日曜にもかかわらず、全道から元気な皆さんが集まってくれて
大いに盛り上がった。

    
Dsc_2269
東京農大キャンパス

        

今年1月、江別で一際熱心に僕の話を聞いてくれた女性コーディネーター氏にも再会が果たせて、大いに感激。

    

   
今後、ここ道東地区からも6次産業化プロジェクトが次々とスタートする予定だ。

      
元気なチャレンジ大いに期待してます。

   

      

Dsc_2216
JR網走駅  巨大な表札がガツンと迫ってくる

   
           
実質24時間ほどの滞在だったが、いろんな皆さんのおかげで
オホーツク・網走の魅力の一端を垣間見ることが出来たのだった…。
                                      (次回に続く)

  
Dsc_2226               

大地に立って再認識する

(前回から続く)

      

さらに車で2時間。

      
北海道は本当にデッカい。

   
Dsc_7207
一見単調に続く風景でも、ちっとも見飽きない

    

     

人参と玉葱の選果場を訪問。

       

Dsc_8332

    

ちょうど作業もピークを迎えており、
全国に向けて出荷の作業を行っていた。

   
Dsc_8390
        
Dsc_8497

   
    
僕はどれだけの規模が、北海道では標準なのかは分らないが、
このパワーで農業が効率的に行われれば、
きっと競争力もあることだろうと感じつつ、現場の皆さんの話を聞けば、
これはこれで多くの課題があり、壁があることも知り、
農業の奥深さを再認識すると同時に、
安易な議論は出来ないものだと改めて実感した。

   

Dsc_7641    
Dsc_7681
高速回転して、玉に傷がつかずに外皮がとれていく
    
Dsc_7658
広大な工場には最新鋭の生産ラインがずらりと並ぶが、こうして人手によっても入念にチェックされる

       

それにしても、今年も9月に入って収穫の時期に大雨に遭い、
2年連続で天候被害を受けている。

   
Dsc_7784
畑での乾燥がままならず天を仰いでしまう

           

台風15号の被害も心配だ。

     

北海道の状況は、そのまま全国の相場に直接影響するだけに他人事ではない。

     
   

ますます大自然に対する畏敬の念を心に刻む。

     

Dsc_7782
               

北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(第4回)

(前回より続く)

      

4大カニのほかにも、ウニやつぶ貝、ホタテ、真ホッケ、各種高級カレイ、イクラ、紅鮭、これからが旬の秋サケ、大漁サンマほか書き留めきれないほどの海産魚介類を、ひとつひとつ丁寧に紹介していただいた。

    
         
Dsc_7599
礼文島産の極上のウニ

   
Dsc_7538
生はこんな色をしていたんだ。   北寄(ほっき)
    

水産チームの皆さん、ありがとうございました。

   

Dsc_7587         

      
    
断っておくが、あくまで試食会(!?)であるが、
浦島太郎が竜宮城で受けた歓待とは、きっとこんなことを指すんじゃなかろうか、などと
膨れきったお腹を擦りながら、しみじみと感じた夜だった。
                                  (次回に続く)

   
Dsc_7607
溢れ出るウニも本場ならでは
      

北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(その3)

(前回より続く)

    

僕が楊貴妃に例えた
甲羅のミソの濃い味わいが絶品の毛ガニは、
地元のご自慢のひとつ。

  
Dsc_7495_2

      
オホーツク海沖産と噴火湾沖(太平洋側)産の二種を比べてみた。

   
Dsc_7549
上がオホーツク海沖、下が噴火湾沖の毛ガニの脚。よく観るとなまめかしくさえある

   
      

流氷と共にやってきた海の栄養分をたっぷりと取り込んだオホーツク産の濃厚で深い味わいは、もう僕の筆力では形容できないレベルの逸品である。

  
Dsc_7515
滴るカニ味噌。毛ガニの醍醐味だ。舌の上でネットリとまとわりつく。凝縮された旨味成分が攻撃的でさえある
   
Dsc_7522
正身も決して大味でない。ミソと供和えで頂くとまた格別。 

       
     
  
タラバガニは、中華圏では帝王蟹と呼び、あっという間に大人気の高級食材に登りつめた。

  
Dsc_7552

あの口いっぱいに膨れ上がるボリューム感と独特の甘みが最高の食べ応えを演出する。

        
      

      
他の3種と比較すると、モデルさんのようにスリムな感じのズワイガニ
繊細な肉質と滋味あふれるカニ本来の味が堪能でき、
北海道でもこのカニが好き、という根強いファンが多いらしい。

   
Dsc_7562
比べるとどうしてもボリューム感に欠けるが、なかなかもって奥深い滋味にノックアウトを食らった

       
水揚げされる地域によって、
越前ガニや松葉ガニと呼ばれるのもこのカニだ。

             
   
            

茹でると鮮やかな朱赤色に染まり、鎧のようなトゲに覆われる花咲ガニ
花咲と呼ばれる根室港で主に水揚げされることからこの名がついたとも言われる。

  
Dsc_7535
      

一際大きな個体を見せるボリューム感ある肉質と溢れ出るミソは
初めて食体験するものを仰天させるに余りある存在感だ。  
   
Dsc_7557
あふれ出る外子と濃厚マッタリの内子が同時に楽しめる。ヘビー級の旨さだ。
ロシア船が運んできたものだそうだ

   

ちなみに、北海道で水揚げされる蟹は、
甲羅の全長が8cm以内の小型とメスのカニは、
必ず海に戻されるのがルールである。資源保護のためだ。
市場に出回っているメスガニはロシアなど外国産ということになる。
   

Dsc_7555
花咲ガニの脚。一際大きなトゲが個性的

     

もうひとつちなみに、タラバガニと花咲ガニは、確かに同じく十本脚なのだが、
実際に歩行に使う脚は3対しかなく
ヤドカリの仲間に分類されることはご承知だろうか?

     

         
カニを食べると押し黙るとよく言われるが、
僕も始めはギャーギャー子供のように絶叫し、

そのあとは、
とにかく説明を聞き、頷き、記録し、口に頬張るという繰り返し。

     

      
モグモグ、モゴモゴ、モグモグ、、、
    
   

ゴックン、ゴクン、、、
   
       

キョロキョロ・クラクラ、、、

    
    
     
そのうち、ズッシン、ズシン・・・

    

      
   
溢れんばかりの4種・多産地・多規格のカニ肉が
僕の脳裏と胸中と、そして胃袋の中で急激に膨張してきた。

      
       
お腹いっぱい、胸いっぱいという境地である。

    

神様、今宵だけ中学生時分の食欲をお与えください。

   

この時ほど、自分の胃袋の許容量の小ささに悔やんだことはなかった・・・。

    

Dsc_7569
             

北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(その2)

(前回より続く)

      

いいか、これは宴席じゃないんだぞっ! 勉強、勉強…!
        

何度自分に言い聞かせたことか。
       
      

      
水産のプロから一つ一つ説明を受ける。

     

       
        
今回のメイン食材は、カニ (蟹)

      
    
中央の大皿にドカッと鎮座している。

          

この日は四大品種のカニを産地別、規格別に調理して
その外観や味について比較する。

       

         
毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニ、そして花咲ガニである。

    

Dsc_7520
上段がズワイガニ、中段は毛ガニ、下段はタラバガニの巨大ハサミ
      
       
     

中国では、西施、貂蝉、楊貴妃、王昭君という四大美女が有名だが、
まさに頬を紅く染めた北海道の四大美女の競艶そのものだ。

     
   
Dsc_7486
上段は花咲ガニ、中段は毛ガニ、下段はタラバガニ

        
   
    
スリムでしなやかなボディーラインが美しいズワイガニは、
さしづめ越の西施に例えられるか。

       
         
ふっくらとボリューム感に満ち、誰もがその美味を知っている毛ガニは
傾国の美女・楊貴妃に例えてみよう。

         
        

    
ああ、見とれているだけで、だんだん胸が熱くなってきた…。
                                   (次回に続く)