異国でも感じるインドの熱気

 
初めてシンガポールに行ったのが1983年だから
かれこれもう23年も前の話になる。

その頃すでに、クリーンシティーとして安全・清潔な街として
多くの観光客やビジネスマンたちを集めていた。

  

多民族のこの街は、
中国人、マレー人、インド人、アラブ人などが各々のコミュニティーを形成していて、何処を歩いても異国情緒を味わえる。

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この国では当然チャイナタウンが最も大きく、必ず立ち寄るところだが、もともと華人(中国系人)の国家だから、本来、
国全体がチャイナタウンのようなものなので、
私はここ数年、シンガポールに立ち寄る度に、隙間時間があれば
リトルインディアを訪ねるのが、ちょっとしたマイブームになっている。

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地下鉄リトルインディア駅
  

BRIC’sなどといって、確かにインド経済の活況が伝えらているが、
ここへ来るたびにいつも新しい発見や出会いがあるから、
やはり本国の元気のよさと無関係ではないのだろう。

  

とにかく、何処に目を向けても絵になる街なのだ。

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市場に行けば、いつも活気に溢れている。

  

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「袋入りの吊るし売り」とは、インド人の合理性ゆえか?

  

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バナナの葉も立派な商品

 
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通りに出れば、繊維製品を中心に雑貨や家具、絨毯なども売っている。

  

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雑誌の屋台に釘付け!?

     

商売上手という意味では中国人とは好敵手だし日本人には足元にも及ばない分野だ。

   

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食べるパワーも中国人に負けてない

   

旨いモノでは最近いつも通っているのが、フィッシュヘッドカレーで有名な「MUTHU’s CURRY」。

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5年前、現地の人に案内されて初めて来たのだが、それ以来、病み付きになっている。

  

ひとりの店員嬢が僕のことを憶えておいてくれていたのには結構感激。

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インド人はホスピタリティーがあるからか、あるいは商売上手なのか?

   

通りや食事だけなく、街行く人たちがとにかく個性的で華やかだ。

   

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携帯電話とインドの人って、なんかイメージが新鮮だ

   
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コスメ、タトゥー、整形など美容関連のビジネスが盛んのようだ

    

いつか彼らインド人に「ニッポンを売る」時がやってくるのだろうか?

なんだか今から楽しみだ。

  

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壁画か塑像と同じ顔だちをした人を見つけてドキッとした

  

インドに行かなくてもインド人コミュニティーにどっぷり浸れるのも、シンガポールの魅力のひとつでもある。

    

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“異国でも感じるインドの熱気” への2件の返信

  1. なんだかインドに行った気になりそうですね。リトルインディアは一度車で通ったことがあります。車窓だけでは味わえませんね。
    やはり自分の足でゆっくり回らないとだめですね。機会があったら是非行ってみたいです

  2. 小梅さん コメントありがとうございます。
    ここは、1時間歩くとその分、何かが見えてくる町だと思います。
    私も学生時代からの夢であるインド本国にぜひ足を運んでみたいと願っています。

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