維新回天の地で

   
山口市を訪ねた。

   
県主催の経済セミナーに参加するためである。
   

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会場となった山口・湯田温泉の翠山荘

   

         
食品・水産物の海外輸出がテーマということで
50名の予定が大幅に上回る60余名の参加者を集め、熱心に話を聞いていただいた。

    

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東京からジェトロ農水産調査課から専門官の方も参加して
最新の輸出事情について紹介を受けた。

   

やはりジェトロは多角的なデータを持っている。大変参考になった。
これらの情報を利用しない手はない。

   

もちろん得た情報をどう生かすかは我々の主体的な意識と判断によるけれど。

   

    
山口県は、水産物の集積・加工の拠点であり、
昔から朝鮮半島や大陸の窓口でもある下関を擁し、
魚肉練り製品メーカーや醤油、味噌、日本酒蔵元、和菓子など伝統的な産物も多い土地だ。

   
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豊かな山口の物産

   

       
私が興味ある幕末維新の歴史では言うまでもなく表舞台となったところでもあり、山口出身宰相の8人目となる安倍総理も日本食品の海外輸出には極めて意欲的だ。

    
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地元でも人気!!

    

    

今、静かではあるが、わが国が閉塞感から脱却しようとしている大きな転換点を迎えているとすれば、維新回天のDNAを持った山口の若い人たちが行動を起こすことを願っている。

     
     
  
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伊藤博文や井上馨ら長州ファイブ(五傑)のレリーフ

      
     
梅雨空のもと、清流・椹野川(ふしのがわ)の優美な流れは今日も変わらず街の風景を潤していた。

   

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西の京と呼ばれる山口  ― 椹野川と姫山(右)

       
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新山口駅で中原中也を思わせる後姿の青年に思わず・・・

       
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学生時代に傾倒した詩人中原中也の記念館

     

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心動かされた女流詩人―金子みすずも山口県長門の出身だ

      

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“維新回天の地で” への2件の返信

  1. 山口、湯田温泉、いいところですよね。
    そういえば先日の新聞に湯田温泉のどこかの旅館でミニカーのレーシング場を設営して大人も子供も楽しめるようにしているとの記事を目にしました。新しい試み、うまくいくといいですね。
    すみません、全然関係ない話で・・・

  2. ラツさん コメントありがとうございます。 私も久しぶりに湯田温泉を訪ねましたが、以前のいい雰囲気はそのままに、それぞれの旅館はすっかり綺麗に変わっていました。でももちろん湯に浸かることもなくこの日も退散。いつもながら残念です。

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