約一年ぶりにベトナム・ホーチミンを訪れた。
飛行機を降り立った途端、いつもと勝手が違う。
そう、タンソンニャット国際空港の新ターミナルビルが9月に完成したばかりだったのだ。
ホーチミン・タンソンニャット国際空港のスポット
去年、ついバンコク新空港がオープンしたことに驚いたが、今度はベトナムか・・・。
もうアジアの空港はどこも近代化、大型化され、区別がつかない。
昔の空港ビルが懐かしく少し寂しい気もするが、世の中は常に変化するもの。
ホーチミン14年在住のパートナー氏に聞けば、ベトナム統一後32年間の変化より、この一年の変化の方が明らかに大きいと言う。
街の様子も、仕組みも、社会も、人の心もあらゆる面で。
市内のソフトウエアの会社を訪れた。
委託、オフショア、開発、人材確保・育成等あらゆるフェーズで日本との結びつきが強まり、事業は急拡大中。
手狭になったオフィスを引き払い、一流インテリジェンスビルへの移転を決めているのだが、応募が殺到して通知待ちなのだという。
ベトナム国内でも製造、流通、物流など社会基盤システムが大変化するたびに、ソフトウエアの大規模ニーズが発生しているようだ。
ほかにも金融、食品、農業など様々なビジネスの局面でもベトナムの急成長、大変化が起こっている事を実感することになった。
去年行ったから知っている、などと今のベトナム事情を軽々しく語ることなどとても出来ないと初日から思い知らされた。
(次回に続く)
田中 豊
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もう7~8年前に行ったハノイやホーチミンの姿はすっかり変わっているんでしょうね。だけど市場はそんなに変わってないのではないですか?
ラツさん コメントありがとうございます。変わったと言っても、まだまだ良い所はたくさん残っていますよ。市場も一見変わっていないのですが、妙に落ち着きというか、商売慣れしてしてきたというのか、なんかあの素朴な賑わい感が感じられないのが違っているのではないかと思いました。また市場編も紹介しますね。