翌日の札幌市は、うって変わっての晴天。
札幌時計台
太陽光が反射して、まぶしくて仕方がない。
細い眼が余計に細くなるよ。
絹織物か生クリームのような滑らかな雪化粧
これならカメラの感度は最低で良いのだろうな。
(僕はカメラは機械的なことなど何も知らないまま、実は撮っているのだ。)
とはいえ、気温は相変わらずの零下7℃などとなっていて、手袋をしていない方の右手はシャッターも押せないほど悴(かじか)んで痛いくらいだ。
立っていても体の芯からゾコゾコと冷えてくる。
子供をおなかと背中で抱いている北海道のお母さんはエライっ!
しかも腰を痛めているのに、凍った歩道を半日歩き回った。
まさに氷と雪のステージ
それほど何処を歩いても興味が尽きないのだ。
でも、その後は身体も氷のようにガチガチなのだが。
北海道の冬の地域資源を訪ねて、僕なりに市内のポイントを廻った。
北国の物産はやっぱり迫力が違う。
日本中、世界中にインパクト 北海道物産
それでも正月明けの反動からか、卸売りも小売の現場もどこか少々元気が無さそうな感じ。
でも、この半年余りで、計5回北海道の各地を訪ねているが、生産の現場や販売の現場で、新たな発想を使って地域資源の開拓に頑張っている大勢の元気人たちと出合った。
開拓者のDNAをもつ大地
各地の元気な皆さんが斬新な企画を練ったり、アクションを起こしているのが想像できる。
大通公園での雪祭りの雪像製作現場
TPPなどグローバル化の強力寒波も予想されるが、
日本の農林水産業の総大将として、
ぜひ前向きに向き合って、広く消費者と共に乗り切ってもらいたい。
田中 豊
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