古都恋情(その7)

(前回より続く)

       
七股塩山

台南の中心街からどのくらい車で走っただろうか、
ここならではの様々な施設や風景を見ながら車で進む。

     
郊外に出ると道の両側は池だらけ。

  
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これはきっとサバヒの養殖場に違いない。 サバヒについては後日紹介する
      
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台南科学技術工業区  ここもビジネスで訪れたエリア
   
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かつて中国大陸と緊張状態にあったころ、宣伝放送をしていたという電波塔群
   
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台湾最大の津波の実験場がある大学施設だそうだ
   
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外気はとにかく暑い。揺れる蜃気楼が蒸し暑さを増幅させる

         
 

たどり着いたところは、七股(チーグー)と呼ばれ、
つい2002年まで台湾最大の塩田で栄えた町である。

  
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今はほとんどが輸入で占められるようになり、
台湾ではコスト高が原因で、塩は生産されなくなったらしい。

    

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台南県と台南市が合併して、今は台南市になっている。   

       

ここ七股も「塩の博物館」などが建設され、
ちょっとしたテーマパークのようになっており、往時を忍ぶことができる。

   
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塩で出来た高さ20メートルの塩の山がそびえている。
そこにある以上、登らなければ・・・。気温は35℃にも達しようというのに

 
        

車から降りて外へ一歩出ると、その異様ほどの暑さに加え、
とにかく直射日光が強くてかなわなかった。

    
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一面に広がる塩の結晶の白さが反射して
まぶしくて目も開けていられない。

    
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塩山の頂きから見た景色

     

まさに“塩々と”広がる海抜ゼロメートルの土地。   

   
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右奥に立つのが塩の博物館
   
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そうか日照が強くて雨が少ないから製塩に向いているのか!
     

なんて小学生レベルの発見をする。
     

       
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往時の塩田を再現するコーナー

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名物「塩アイスキャンデー」。

  
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明確な塩味がするわけではないが、
甘くなくサッパリしていて、意外にいける。

      
     
ここにしばらくいるだけで、
なんとなく血圧が10くらい上がった気分だった。

  
     
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塩塊で作った塑像
                 

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。