(前回より続く)
徳記洋行
オランダ、鄭氏、清朝と台湾の統治が移る中、
清朝の力が衰えるとアヘン戦争を機に勢力を拡大させたイギリスが、門戸開放(開港)を台湾にも迫ったのである。
ここ徳記洋行は、1867年に安平に最も早く進出したイギリス商社の一つで、海路を通じて、台湾茶の輸出や保険業務で莫大な利益を上げたのだという。
その建物が今、史料館として保存されている。
いにしえの海外交易の繁栄ぶり、華やかさが時を超えて僕の心の奥にもビンビンと響き伝わってくる。
神戸や長崎の洋館を思い起こさせる
国際ビジネスのプロデュースを、
ここ台南の地で行っているのも何かの縁があるのかな。
エネルギー・フルチャージ!!
The following two tabs change content below.
田中 豊
地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。
海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。
とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。
「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。
最新記事 by 田中 豊 (全て見る)
- 人生で一番高いところに登った日(その3) - 2021年2月10日
- 人生で一番高いところに登った日(その2) - 2021年2月5日
- 人生で一番高いところに登った日(その1) - 2021年2月1日