年頭宣詞

        
新年あけましておめでとうございます

   

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機上からの朝焼け

   
       
本年もどうぞよろしくお願いします

     

         
      
昨年、本ブログも私も、多くの皆さんに支えられて
なんとか日々送ることが出来ました。
            

改めて厚くお礼申し上げます。

   

      
地域の元気と海外とのつながり」という
一見、対立するようなテーマに長年取り組んでいる訳ですが、
この私の主張に共感し、行動を共にしてくれる全国の人は
押しなべて皆さん、開拓精神に溢れた人たちばかりです。
      

     
   
そこで私は、さらに多くの皆さんに向かって
    
周りの空気は読むな! 空気を作れ!
      

というくらいの気迫が今のニッポンに必要なんだ
と、年頭にあたり訴えたいと思います。

     
    

政治家は、民主主義の名のもとに選挙民の空気ばかり読んで借金を膨れあげ、ビジネスマンは、バイアスのかかった二次情報(必ずしもマスコミ報道の事を指しません)や標準的価値観の空気を読み込むことに振り回され、本当の多様性(時間軸の転折)を拒絶し硬直化しています。 
     

日本だけじゃない、ヨーロッパもアメリカも「かつての」先進国総てがそういう傾向にあると感じています。 
    
    

2012年の世界は、政治や社会情勢でさらなる変化、
すなわちこれまでの常識の「想定外の事象が次々と起こる事でしょう。

   

視点を変えれば、これほどのチャンスはありません。
    

今こそ、本物の知恵と構想力が求められることはないでしょう。

   
    
実際に、このニッポンにも元気な人たちのアクションがあちこちで始まっており、とても頼もしく感じているのも事実です。
      

         

         
昨年12月、元気な空気を作り続ける皆さんと
中国四川省成都市の古跡である武侯祠を訪ねました。

  
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ここは三国志の英雄が祭られているのですが、
この武侯とは、もともと三国時代の丞相(じょうしょう)である
諸葛亮(諸葛孔明)を祀る霊廟です。

     
   
4年ぶりに再訪し、孔明の塑像を前にして、
迎える新年は、
少しでもピンチをチャンスに変える知恵と
次代を見据える構想力と視点を強化して、
命を削ってでももっともっと役に立ちたい

と加護を念じてきました。

  
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ニッポンの、そしてアジアの、世界の、地球の持つ、素晴らしい自然や文化、歴史、技術、人情などを守り続けるためにも、果敢に既成概念を突破して挑戦する皆さんを応援したいと願っています。

      

      
今年もどうぞよろしくお願いいたします
                 
                        合掌
            

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“年頭宣詞” への2件の返信

  1. 明けましておめでとうございます。年頭の最初の言葉が「周りの空気は読むな! 空気を作れ!」とは、僕も「よし!」と力が入りました。全く同感で、僕のここ暫くの行動も含め余りに『調整が過ぎる』のでは(?)と疑問を持って年越したものですので…
    世界中が景気動向も含めニッポンを追ってきているという感じに捉えれば、ニッポンが最先端を走っているという事ですよね。そうなれば、自分で答え行動することでしか前途は開かれないと考えた方が楽ですよね。やはりピンチはチャンス!ですね。
    年初より勇気の出るメッセージありがとうございました。今年もより一層よろしくお願いします。

  2. 三方よしさん 新年早速のコメントありがとうございます。こちらこそ力強く、頼もしい心意気を見せていただき嬉しい限りです。僕は器用でないこともあって空気は読めないどころか、空気の薄いところに行きたがる性分も手伝って、敢えて過激に訴えています。今、東北で命を懸けて頑張っている僕のパートナーは、僕のようなタイプの人間なら、気を遣っている暇があったら、もっと倍旧の力でもっと常識破りにもっと地域を元気にするモデルを編み出してくれ、それが東北のため、日本のためになるんだ、と諭されて吹っ切れたんです。要は自分に何が出来るか、人のために何が出来るかについて、もっと深く強く念じることなんです。支援しているつもりで、実際は東北の皆さんの方が数倍も数十倍ものスピードと強さで構想し行動していることも知りました。これからニッポンはすごいですよ。今年もよろしくお願いします。

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