深刻な国際問題を九州の山ふところで目の当たりにしてショックを受けた日

    

九州のおへそ熊本阿蘇地方も
初夏の爽やかな風景が広がり・・・
 
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と言いたいところだが、
なんと目の前に広がっているはずの
阿蘇五岳や外輪山が
煙っていて何も見えないのである。
 
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眼前にはくっきりと阿蘇山の雄大な姿が拝めるはずだったのに…
 
 
一年で最も爽やかで、
澄んだ空気を胸一杯に吸い込むこの季節に
濃いガスが立ち込めたような
これまで経験したことがない光景。
 
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そう、微小粒子状物質 PM2.5等による大気汚染が
原因だと考えられる。
 
 
この日、連続3日に及ぶ基準値越えによる注意喚起が出され、
不要不急の外出は避けるようにと
朝のテレビやネット等をとおして通達された。
 
 
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都会の真ん中でない
日本の誇る大自然の良質オゾンの発生源にまで
これほど深刻な影響が出ようとは
僕はかなりショックを受けた。
 
 
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外輪山頂から阿蘇の街を眺める事すら出来ない。霧じゃないのだ
 
 
もう、環境、食糧、エネルギー、医療などの生命安全分野
もう自国を守るだけの発想では太刀打ちできないところまで来てしまった。
 
つくづく商品でなくて、技術やマネジメントの国際展開のことを
真剣に考える段階に入ったのではないだろうか?
 
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“深刻な国際問題を九州の山ふところで目の当たりにしてショックを受けた日” への2件の返信

  1. つくづく商品でなくて、技術やマネジメントの国際展開のことを
    真剣に考える段階に入ったのではないだろうか?>>まったく仰るとおりだと思います。

  2. 薄田賢弟 ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
    お変わりありませんでしょうか? 
    1986年の前川リポート以来、僕らはいつも歴史の節目にこうやって議論し認識を深め、行動の指針としてきましたよね。今年もいろんな意味で節目、転換の年になるかも知れません。時代感覚だけは老化しないようにアンテナを高く張ります。

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