建材関係の仕事で福島県会津若松市を訪れた。
JR会津若松駅前 (出所:あいづ観光情報館)
初めての訪問地だったが、この街にも元気印の企業が頑張っている。
途中、猪苗代町に立ち寄った。
確か今月初め小泉総理がアフリカ・ガーナのアクラ市を訪問した際、
野口英世博士が通ったという研究室に立ち寄ったことを思い出し、
生家のある猪苗代の野口英世記念館を訪ねたのである。
僕ら世代の幼稚園や小学生の時の偉人といえば
圧倒的に野口英世だった。
伝記を読んで、みな医者や科学者にあこがれ、そして世界で活躍することを夢見たのである。
僕らはこの姿に憧れた…
英世が幼少の時に落ちて大やけどをしたとされる囲炉裏
今日も生家には未来の科学者たちが見学に来ていた
それにしてもあの伝記に読んだ猪苗代湖と磐梯山の景色の素晴らしいこと!!
あまりの美しさにしばし言葉を失った・・・。
磐梯山
猪苗代湖
遠くに残雪冠する山々も眺め、東北の山河を堪能した。
また、大の幕末史ファンの私は、仕事の合間に無理をお願いして会津若松市の飯盛山に白虎隊の史跡をわずかの時間、見学することができた。
飯盛山
改めて説明するまでもない会津藩公に殉じた19人の若者の悲劇は、日本人なら誰でも深く思いを馳せることだろう。
白虎隊自刃の地
自刃の地を踏みしめると、やはりその場に身を置かないと感じないような「気」に触れた。
なんだか旅ブログのようになってしまったが、
午後陽も傾きかけた頃、蔵の町として有名な喜多方市にも足を運んだ。時間がなかったのでサッと町を縦断した。
味噌や醤油、日本酒などの蔵が確かに多そうで、もっとゆっくり歩きたい街だなと思った。
また、喜多方ラーメンでも全国的に有名だが、なんと午後3時を過ぎるとスープがなくなるのか、多くが店じまいしてしまっているのだ。もちろん、夜まで開いている店もあるそうだが、次の予定が入っていてタイムアウト。
喜多方まで来て本場のラーメンにありつけないなんてッ!?
今度はいつ再訪することが出来るんだろうか。
福島県といえば、昨年秋、
上海の有名百貨店で赤ナシの販促活動を熱心に行なっていたのに遭遇した。
上海の百貨店でのプロモーション風景
聞くところによると、
県知事をトップに上海への売込みに大変熱心な地域のようで
上海事務所を拠点に活発な活動を行なっているという。
ナシのほかにもモモやブドウ、柿、リンゴなども有名な農業県だけに
今後の元気な活動が注目される。
田中 豊
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