寒中に酷暑あり。アツいのは気温だけじゃなかった (その4)

         
去年末のタイ・バンコクのラライサップ市場の続編から再スタートです。
 
 
女性好みのオフィス街にある市場だから、誰が呼んだかOL市場というカテゴリーに属し、衣類やアクセサリー、雑貨などを取り扱っている店や露店が多いのだが、食べ物についても、フルーツやスナック菓子、健康食品・飲料など女性好みの品揃えが目につく。
 
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タイの人は、よほどの果物好きと見える。
 
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本場タイのフルーツは豊富で美味しいものね。
 
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それだけ舌が肥えているということだろうか。
 
 
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今回出逢ったマンゴーはこんな風に青いものばかりだった。これで甘いのだろうか? それとも青パパイヤのように野菜みたいに使うのだろうか?食べなかったのが不覚
 
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マンゴーやドリアン、マンゴスチンなど熱帯特産果実は、確か4~6月の雨季の中心の頃がシーズンだっだような気がするが、今の季節は、柑橘類、ブドウ、リンゴなど日本の品種と重なる物ばかりが目立った。
 
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興味深い。決して高級店ではない。
 
あくまで露店。
 
   
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とりわけザクロはあちこちで見かけたぞ。
 
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事業者さんの話によれば、日本では二つの県がタイ向けに非常に熱心に柿を輸出しているそうだ。
 
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中国産か韓国産だろうか? 干し柿もたくさん売っている
 
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原産地も地元の他に、アメリカ、マレーシア、韓国など世界中から集まっている。
 
 
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日本の技術で作られていたり、商品化されている、メイド・バイ・ジャパンも見つけた。
 
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消費国であり生産国でもあるタイだからかも。
 
各国市場での5年先の姿が垣間見えるようだ。
 
 
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東西 年の瀬二題(その3)

               
東の東京、西の京都の歳末風景を記して終わるつもりで二題としたが、さらに西に進めて、クリスマスイブを控えた23日の福岡のスナップをもうひとつ。
 
 
九州というと暖かいところというイメージをお持ちの御仁もおられようが、福岡のこの日の気温は1.7℃、みぞれ交じりの雨が降り、刺すような寒さ。
 
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地上のあまりの寒さに耐えかねて、モグラのように地下に退避。
 
 
 
暖かな地下街では、クリスマスや年の瀬風景が。
 
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博多名物の明太子店でもクリスマス飾り
   
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福引会場で  なじみの回転式福引器  よくやったなぁ
 
 
クリスマスといえばプレゼント。
 
30年前のバブル期では、
多くの若者が背伸びをして、
高価なブランド品を買い漁る光景を目にした。
    
   
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今の若いカップルはとても落ち着いていて
別の楽しみ方を享受しているかのよう。
 
いつの時代も青年が時代の先を歩んでいる。
 
 
高級果物店ではプレゼント用に福岡県産ブランド苺
あまおうのギフトケースが所狭しと並べられている。
   
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規格もパッケージも、海外での販売仕様が
国内のギフト商品としても定着した。
 
海外輸出が様々なきっかけになっている。
 
  
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イブの24日は、ぼたん雪が舞い、
この冬一番の寒さになった。
    
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住宅街にある駅前商店街では餅つきのイベントが行われ、大勢の人が集まった。
        
   
もういくつ寝ると お正月
         
                         (シリーズ終わり)
 

海外で花開いたBonsai

            
ここは宇都宮線土呂駅。 大宮の次の駅である。
 
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以前は、「とろ」と言えば、
弥生時代の遺跡で有名な静岡市の登呂を連想していたが
今は、ここ埼玉県さいたま市の土呂の方がなじみが強くなった。
 
なにしろあの有名な盆栽町があるからだ。
 
 
この日の目的は、近くの埼玉県自治人材開発センターで行われた、シティープロモーションに関する研修会に参加したのだった。
 
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県、および県下各自治体の職員の皆さん方と活発なやり取りを行なった
 
 
   
さて、このセンターの建物の隣に「大宮盆栽美術館」がある。
 
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格調高い日本家屋のエントランスが心を落ち着かせる。
 
 
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日本を代表する文化のひとつでもあり、最近、海外からの見学客も多いそうだ。
 
 
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「季節の一鉢」と題されたこの作品は、この一本の低木から深山幽谷の晩秋の紅葉風景を想起させるからスゴい
 
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ネットからのニュースによると、
国内の盆栽人口はピークだった数十年前の3万人から
現在はわずか7千人にまで減少したにもかかわらず、
 
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JETROの情報によると、盆栽と庭木を合わせた輸出額は、平成13年度の6億4千万円から、昨年はなんと10倍の67億円の最高金額を記録したという。
 
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まさに、海外に販路を開拓して、勢いを取り戻している好例である。
 
   
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主な輸出先は、
中国、イタリア、オランダ、米国なのだそうだが、
     
    
アジアでは富裕層がステータスシンボルとして高額品を買い求め、欧州では簡易な盆栽がインテリアとして受け入れられる傾向にあるという。(以上の出所は、Sankei Biz10月5日付)
 
 
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技術者も各国に派遣され、その匠の技術が絶賛されているという。
 
まさに、自然をアートする最前線なのである。
   
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日本国内では、とかく高齢者の優雅な趣味というイメージがあるが、海外では全く違う支持層を開拓したのである。
 
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日本国内でも「Japanese Bonsai」の復権は間近いに違いない。
 
 
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屋外の庭木も色付きが始まった…
            

知恵と工夫と努力、そして災害を克服しての収穫の秋

          

ここは、熊本県玉名市 旧天水(てんすい)のみかん農園。

 
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有明海を望む、水はけの良い急斜面。
      
昔より天水みかんとして有名な町。  
          
ここにも努力と研鑽をつみ、プレミアム級ミカンを栽培する生産者がいる。
 
   
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極早生から早生への移行のシーズン。
 
たわわに実った鮮やかな果実が目にまぶしい。
 
 
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園主自ら貴重な果実をちぎって頂く
 
  
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どう表現したらいいのだろう?
 
ミカンの味が濃い! としか言いようのない深みのある果汁がジュワーッと口いっぱいに広がるのである。
     
糖度はものすごく高く、酸味とのバランスも素晴らしい。
 
天然果実とは呼べないほど濃く味(こくみ)の強いこのミカンは、いったいどこで食べられるのだろう?と知りたがったら、案の定、青果卸売市場がわざわざトラックを仕立てて直接買い付けに来るほどの代物だという。
    
   
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常に勉強して工夫し、知恵を働かせている結果だという。
 
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まだ緑が残る青島ミカンは年を超えて1月中旬ごろに出荷される。もしかしたら日本人ではなくて、旧正月を祝うアジアの消費者の口に入るかも…
 
 
若い後継者の自信に満ちた眼差しが印象的だった。
 
 
 
車で移動して約40分。
ミカン栽培の盛んなJAの選果場を訪問。
 
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次々と収穫された果実が運ばれてくる。
 
オレンジ色の絨毯。
 
 
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樹上で完熟させたうえ、ひとつひとつ手で段ボール箱に並べて詰めた逸品だ。
   
これからさらに一週間貯蔵すると、目を見張るほどの商品に仕上がるのだという。
   
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確かに違う。味も未体験の素晴らしさだった。脱帽
    
    
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カナダ向けの段ボールも。クリスマスオレンジかな?
 
 
 
近くのメロン栽培のハウス。
 
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見事に管理された舎内は息をのんでしまうほど。
 
聞けば、売り先はほぼ決まっているとのこと。 どおりで…
 
    
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これから管理の終盤で、12月に入ったら出荷が始まる。
 
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歳暮、クリスマス、正月の店頭に並べられるエリートたちだ。
 
 
 
県の最北部に位置する荒尾市
 
ここのジャンボ梨は昔から有名だ。
 
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ひと玉 1.2キロから1.5キロになる物まであるという。
 
とにかくデッかくて、そしてずっしりと重い。
 
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新高
(にいたか)梨。ジャンボなのにみずみずしく甘い
 
  
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幾多の災害や試練を努力と知恵で乗り越え、さらに、今後縮小していく市場に対応することに挑戦する生産者や組合が今日も全国どこかで頑張っている。
 
  
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豪雨あった今年は一際収穫の喜びを実感する秋

    

抜けるような秋空に誘われて足を運んだのは、
7月に豪雨で被害の大きかったひとつである熊本県だ。

 
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ここは県の中北部に位置する大津町。
 
サツマイモの生産で有名な町でもある。
 
 
熊本地方では一般にサツマイモのことを唐芋(カライモ)と呼ぶ。
 
 
早速、唐芋の畑に行ってみる。
 
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ちょうど今が収穫の真っ最中。
 
僕も幼稚園の時、毎年芋掘りに行って
その時だけ元気がよかったことを覚えている。
 
 
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昔はこんな鎌で葉や茎を切り落としてから
手で掘っていたが、今は機械がそれをこなしてくれる。
 
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続いて芋掘り機の登場。
 
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機械後部では掘られた芋がそのままコンテナに詰められていく
 
 
地域リーダーの畑であったが、とにかく素晴らしい手入れが施されていた。
    
ニッポン農業の真骨頂をここでも体感。
 
 
試しに掘りだして頂いた。
 
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ご覧のとおり、土は高級じゅうたんのようにフッカフカ。
 
やはり土が品質の決め手。
 
   
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町のところどころにあるサツマイモの貯蔵庫。年中13℃くらいだそうだ
 
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選果場から次々と自慢の製品が出荷されていく。
 
ここ数年、宮崎県や鹿児島県産と共に
熊本県産かんしょが海外で人気を博している。
 
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前図の選果場と同じデザインの袋の熊本産かんしょが香港の高級デパートにあふれんばかりに販売されていた  今年10月末撮影
 
 
 
大津の販売所に併設されているテイクアウトの芋天の店。
 
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遠く県外にまで知れ渡るほどの人気店というふれ込みに疑心暗鬼だった僕も、アッつアツの特大いも天を一口食べたら、ひっくり返るほど旨かった。
 
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普通の天ぷらとはまったく違う食感で、
外はパリッパリ、中は程よくしっとりとしていて、
濃いサツマイモの甘さが適度なほっこり感と二重奏を奏でる。
 
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今年のイチ押しFフードだ。
 
聞けば、JA婦人部の皆さんが門外不出のレシピで
心を込めて作ってくれているという。
 
http://jakikuchi.jp/kiji/pub/detail.asp?c_id=64&id=13&type=top
(とれたて市場大津店)
        
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優れた食材は、やはりそれを最大限に生かす食べ方と共にアピールすることが大切だと再認識。
 
 
豪雨被害にもめげず、今年も素晴らしい唐芋を作って頂いた皆さんと穏やかな秋空に感謝!
 
 
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厳しさを増す海外情勢だからこそ「原点に帰ろう」と、さらに海外展開をパワーアップさせる宮崎の生産者に力を与えられた

                  
半年ぶり以上になるだろうか。

宮崎を訪れた。

 

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大淀川河畔
     
     
朝晩は涼しくなったというが、昼間はまだ夏と変わらぬ暑さに汗をぬぐう。
そんな宮崎らしさを感じて、なぜかホっとする。

       
      
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宮崎空港到着ロビーにも
        
      
午前と午後の2回、県内の事業者、支援者の皆さんの研修会に参加した。
       
参加した初対面の人からは全員名刺交換を求められ時間が大幅超過するし、もう面識7年目、二世代に渡る付き合いになる法人協会の皆さんたちとは「原点回帰」という、とてつもなく嬉しいコンセプトで招いて頂き、海外・隣国とどう向き合うかというテーマで、参加者ひとり一人が熱く心中を語ってくれた。
      
断っておくが、このメンバーたちは、普段、農業に携わっている青年たちであるが、海外に関する情報や知識、認識力、頻繁な視察歴など、申し訳ないけれど東京大阪のビジネスマンをはるかに上回っている。

 

穏やかな性格の多い県民性の中にあって
ニッポンの元気な地域、農業創生を目指すこの仲間の皆さんたちは、全国に比しても5年以上も先を歩んでいると断言できる。
            

僕のパワー充電源となる
強力な自然エネルギー発電所!!
       

一日の終わりは、たまたま宮崎を訪れていた
僕の農業、ブログの師匠、やまけんこと山本謙治氏を囲んで宮崎応援談義に花を咲かせた。

http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/
「やまけんの出張食い倒れ日記」

         
       
その後、東北大震災、豪雨など大きな災害が続き、
多くの人の記憶から遠ざかりかけている口蹄疫
ちょうど2年を超えたが、この地ではまだ現在進行形である。
                  

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日本最大の支援体制

              
先週末、東京赤坂のジェトロ日本貿易振興機構)本部で
日本全国のジェトロ所長および農産物・食品輸出担当者が集まる情報交換会に参加させて頂いた。

           
会合では、農水省の専門担当官から
「海外における残留農薬の規制や課題について」
「米の生産状況と輸出について」
その他最新の施策や関連情報が交換された。
       

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毎回かなり専門的・ハイレベルなやり取りが行われており、
輸出の最前線では、科学的見地、政治政策的見地、経営実務見地等から、農産物食品輸出の現実は多岐にわたって展開されていることを実感した。

      
      
       
ジェトロでは、今年1月から新たに
農林水産物・食品輸出促進本部」が設置され、
全国の事業者を対象に支援体制が大幅に強化されている。

http://www.jetro.go.jp/news/announcement/20120201622-news

 

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まだまだ暗中模索の輸出事業であるが、
ジェトロの内外のネットワークと情報蓄積は
間違いなく日本一だといえる。

 

ほぼ全国の県庁所在地に「ジェトロ貿易情報センター」が窓口を開設しているので
輸出に挑戦する意向ある事業者は、ぜひ一度ここに相談されることをお勧めしたい。

                
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虎の門・霞が関オフィス街
          
                  

もうすぐ・・・(その2)

(前回より続く)

        
台湾では、月餅と並ぶ中秋節のもうひとつの定番と言えば
文旦(ザボンの一種)がある。

       
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中国語で「柚子(ヨウズ)」といい、
同じく中国語で子供に加護があるという意味の「佑子(ヨウズ)」と同音なのだ。
          

この文旦の皮をバナナのように縦にむき、
子供たちの頭にかぶせると、縁起がいいとされているとか。

 

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台南の麻豆鎮産が有名ブランドだが、
他にも雲林、花蓮産も近年ブランド化に力を入れている。

      
       

今年の6月に、日本の生産者の皆さんと台北西北部の八里という、丘陵広がる産地に交流に行った時も、ブランド文旦が栽培されていた。

         
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これも中秋節用ということだったから
きっと今頃出荷されていることだろう。

     
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青い果実も収穫してしばらく貯蔵しておき
表皮が黄変したら食べごろ。

   
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酸味は抜け、爽やかな香りととても甘い果肉が心地よい。
             

あま~い月餅に少々ゲッペイしてた口中がサッパリとして
思わず「これはいい」と心の中でつぶやいた。
           

領土問題で主張しあうのも必要だが
相手の文化を学び、自国の文化を発信するのも
同じくらい重要だと考える。

        
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八里の観光農園で。これなら子供連れがリピーターになる。 アイデア!
                    

試練を超えて希望に向かう火の国

   
福岡県、大分県と並んで
今回「九州北部豪雨」で大きな被害を受けた熊本県
3日間かけて、現在なお復旧作業中の阿蘇地方を除く
県下を巡回訪問してきた。

  
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熊本市の中央を流れる白川  普段は清らかな水をたたえる清流も今回濁流と化した爪痕を初めて目撃した

   
JAの方の話によると20日現在、未集計の数字でも
熊本県など被災3県では1100億円を超えるという
桁違いの被害が発生しているらしい。

   
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あちこちで重機を用いて護岸工事をしていた

   
未だに阿蘇地方では道路が寸断されて車両が進入できず
JA職員が人海戦術で物資を搬入している所もあるという。

    
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熊本市から阿蘇地方を眺める あの山懐では未だ懸命な救出復旧作業が続いている

   
それでも各地を訪ねると多くの生産者、事業者、行政、JA関係者の皆さんたち延べ150名を超える熱心な皆さん方と海外販路開拓について、情報交換をこの3日間で集中的に行なった。

   
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安全・健康に心を込めた商品創りを目指す水俣の町

   
    
この2年間、県庁の担当官と一緒に
県下50を超える事業者を訪れ、
現場の声を聞き、支援の戦略戦術メニューを策定したり
海外での個別サポートを行ない、実績を積み上げている。

     

販路開拓にかける事業者の皆さんの熱意には、
いつも圧倒される火の国の熱いマグマが沸騰している。

  
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大人気キャラクター「クマモン」関連商品も溢れている

      
    
この熊本県ほど海外販路開拓においては、
間違いなく最も熱心で、層が厚い県はないだろう。

  
3~5年先が楽しみだ。
     

必ず結果を出すことは間違いない。

    
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一日も早い復旧を願い、被災された皆様には
心からお見舞い申し上げます。

                       

立春の南国4話(その5)

           
行ってみようよッ!。」

        
    
せっかくシンガポールに来たんだから
中国文化だけでなく、
成長著しいインド文化にも触れとかなくちゃ!

   
ってんで、3名の熱心なメンバーを連れて
リトルインディアに足を運んだ。

  
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本当にこのエリアは、近年、
来る度に大きく、綺麗に変わっていく感じがする。

 
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まずは、お決まりのウェットマーケット(生鮮食品市場)から。

   
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近年改装されたセンターに入るやいなや、
30℃を超える蒸し暑い空気とブレンドされた、
生鮮野菜や精肉、鮮魚、そして各種のスパイスとが複雑に混濁した香りが鼻孔をツーンと突き抜ける。

  
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また、やって来た…。

    

このカオスそのものの香りを嗅いで、そう実感する瞬間。

   
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案内する3名の農業関係者の関心は、やはり青果物のコーナーだ。

   
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ほとんどの野菜・果物が、
マレーシアやインドネシア、タイ、中国、そしてもちろんインド等からの輸入で占めているこの国では、とりたてて国産とか地域ブランドなどとは無縁の感覚である。

  
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とりわけ高級ではなく、普及品、安価品ともなると鮮度も怪しくなるから、トマトなどそれが解らないようにヘタが除いてあったりする。

  
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それでも市場は元気の源

  
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食べごろバナナのカーテンだ

    

賑やかな声が飛び交い、景気のいい呼び込みが耳に心地いい。

   
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南インドでは、正式なごちそうはバナナの葉の上に装われるそうだ

       
     

しばらく子細な市場視察を続けていたら、
何やら外の方で賑やかな音や声が聞こえてくる。

       
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妙にワクワクした胸騒ぎがする。

    
      

 「行ってみようよ。」

    
   
またまた好奇心の虫がうごめき始めた。
                             (次回に続く)

   

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