去年末のタイ・バンコクのラライサップ市場の続編から再スタートです。



今回出逢ったマンゴーはこんな風に青いものばかりだった。これで甘いのだろうか? それとも青パパイヤのように野菜みたいに使うのだろうか?食べなかったのが不覚



中国産か韓国産だろうか? 干し柿もたくさん売っている


<日本の農林水産物の輸出、海外展開><新時代の地域活性化><アジアとの新連携>を目指し、 海外に向けてニッポンを売り込み、地方の元気作りを支援する行動派コンサルタントの奮闘記

















ここは、熊本県玉名市 旧天水(てんすい)町のみかん農園。









抜けるような秋空に誘われて足を運んだのは、
7月に豪雨で被害の大きかったひとつである熊本県だ。











半年ぶり以上になるだろうか。
宮崎を訪れた。

大淀川河畔
朝晩は涼しくなったというが、昼間はまだ夏と変わらぬ暑さに汗をぬぐう。
そんな宮崎らしさを感じて、なぜかホっとする。

宮崎空港到着ロビーにも
午前と午後の2回、県内の事業者、支援者の皆さんの研修会に参加した。
参加した初対面の人からは全員名刺交換を求められ時間が大幅超過するし、もう面識7年目、二世代に渡る付き合いになる法人協会の皆さんたちとは「原点回帰」という、とてつもなく嬉しいコンセプトで招いて頂き、海外・隣国とどう向き合うかというテーマで、参加者ひとり一人が熱く心中を語ってくれた。
断っておくが、このメンバーたちは、普段、農業に携わっている青年たちであるが、海外に関する情報や知識、認識力、頻繁な視察歴など、申し訳ないけれど東京大阪のビジネスマンをはるかに上回っている。
穏やかな性格の多い県民性の中にあって
ニッポンの元気な地域、農業創生を目指すこの仲間の皆さんたちは、全国に比しても5年以上も先を歩んでいると断言できる。
僕のパワー充電源となる
強力な自然エネルギー発電所!!
一日の終わりは、たまたま宮崎を訪れていた
僕の農業、ブログの師匠、やまけんこと山本謙治氏を囲んで宮崎応援談義に花を咲かせた。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/
「やまけんの出張食い倒れ日記」
その後、東北大震災、豪雨など大きな災害が続き、
多くの人の記憶から遠ざかりかけている口蹄疫も
ちょうど2年を超えたが、この地ではまだ現在進行形である。


先週末、東京赤坂のジェトロ(日本貿易振興機構)本部で
日本全国のジェトロ所長および農産物・食品輸出担当者が集まる情報交換会に参加させて頂いた。
会合では、農水省の専門担当官から
「海外における残留農薬の規制や課題について」
「米の生産状況と輸出について」
その他最新の施策や関連情報が交換された。

毎回かなり専門的・ハイレベルなやり取りが行われており、
輸出の最前線では、科学的見地、政治政策的見地、経営実務見地等から、農産物食品輸出の現実は多岐にわたって展開されていることを実感した。
ジェトロでは、今年1月から新たに
「農林水産物・食品輸出促進本部」が設置され、
全国の事業者を対象に支援体制が大幅に強化されている。
http://www.jetro.go.jp/news/announcement/20120201622-news

まだまだ暗中模索の輸出事業であるが、
ジェトロの内外のネットワークと情報蓄積は
間違いなく日本一だといえる。
ほぼ全国の県庁所在地に「ジェトロ貿易情報センター」が窓口を開設しているので
輸出に挑戦する意向ある事業者は、ぜひ一度ここに相談されることをお勧めしたい。

虎の門・霞が関オフィス街
(前回より続く)
台湾では、月餅と並ぶ中秋節のもうひとつの定番と言えば
文旦(ザボンの一種)がある。
中国語で「柚子(ヨウズ)」といい、
同じく中国語で子供に加護があるという意味の「佑子(ヨウズ)」と同音なのだ。
この文旦の皮をバナナのように縦にむき、
子供たちの頭にかぶせると、縁起がいいとされているとか。
台南の麻豆鎮産が有名ブランドだが、
他にも雲林、花蓮産も近年ブランド化に力を入れている。
今年の6月に、日本の生産者の皆さんと台北西北部の八里という、丘陵広がる産地に交流に行った時も、ブランド文旦が栽培されていた。

これも中秋節用ということだったから
きっと今頃出荷されていることだろう。
青い果実も収穫してしばらく貯蔵しておき
表皮が黄変したら食べごろ。

酸味は抜け、爽やかな香りととても甘い果肉が心地よい。
あま~い月餅に少々ゲッペイしてた口中がサッパリとして
思わず「これはいい」と心の中でつぶやいた。
領土問題で主張しあうのも必要だが
相手の文化を学び、自国の文化を発信するのも
同じくらい重要だと考える。

八里の観光農園で。これなら子供連れがリピーターになる。 アイデア!
福岡県、大分県と並んで
今回「九州北部豪雨」で大きな被害を受けた熊本県を
3日間かけて、現在なお復旧作業中の阿蘇地方を除く
県下を巡回訪問してきた。

熊本市の中央を流れる白川 普段は清らかな水をたたえる清流も今回濁流と化した爪痕を初めて目撃した
JAの方の話によると20日現在、未集計の数字でも
熊本県など被災3県では1100億円を超えるという
桁違いの被害が発生しているらしい。

あちこちで重機を用いて護岸工事をしていた
未だに阿蘇地方では道路が寸断されて車両が進入できず
JA職員が人海戦術で物資を搬入している所もあるという。

熊本市から阿蘇地方を眺める あの山懐では未だ懸命な救出復旧作業が続いている
それでも各地を訪ねると多くの生産者、事業者、行政、JA関係者の皆さんたち延べ150名を超える熱心な皆さん方と海外販路開拓について、情報交換をこの3日間で集中的に行なった。

安全・健康に心を込めた商品創りを目指す水俣の町
この2年間、県庁の担当官と一緒に
県下50を超える事業者を訪れ、
現場の声を聞き、支援の戦略戦術メニューを策定したり
海外での個別サポートを行ない、実績を積み上げている。
販路開拓にかける事業者の皆さんの熱意には、
いつも圧倒される火の国の熱いマグマが沸騰している。

大人気キャラクター「クマモン」関連商品も溢れている
この熊本県ほど海外販路開拓においては、
間違いなく最も熱心で、層が厚い県はないだろう。
3~5年先が楽しみだ。
必ず結果を出すことは間違いない。
一日も早い復旧を願い、被災された皆様には
心からお見舞い申し上げます。
「行ってみようよッ!。」
せっかくシンガポールに来たんだから
中国文化だけでなく、成長著しいインド文化にも触れとかなくちゃ!
ってんで、3名の熱心なメンバーを連れて
リトルインディアに足を運んだ。

本当にこのエリアは、近年、
来る度に大きく、綺麗に変わっていく感じがする。
まずは、お決まりのウェットマーケット(生鮮食品市場)から。
近年改装されたセンターに入るやいなや、
30℃を超える蒸し暑い空気とブレンドされた、
生鮮野菜や精肉、鮮魚、そして各種のスパイスとが複雑に混濁した香りが鼻孔をツーンと突き抜ける。
また、やって来た…。
このカオスそのものの香りを嗅いで、そう実感する瞬間。
案内する3名の農業関係者の関心は、やはり青果物のコーナーだ。
ほとんどの野菜・果物が、
マレーシアやインドネシア、タイ、中国、そしてもちろんインド等からの輸入で占めているこの国では、とりたてて国産とか地域ブランドなどとは無縁の感覚である。
とりわけ高級ではなく、普及品、安価品ともなると鮮度も怪しくなるから、トマトなどそれが解らないようにヘタが除いてあったりする。
それでも市場は元気の源。

食べごろバナナのカーテンだ
賑やかな声が飛び交い、景気のいい呼び込みが耳に心地いい。

南インドでは、正式なごちそうはバナナの葉の上に装われるそうだ
しばらく子細な市場視察を続けていたら、
何やら外の方で賑やかな音や声が聞こえてくる。
妙にワクワクした胸騒ぎがする。
「行ってみようよ。」
またまた好奇心の虫がうごめき始めた。
(次回に続く)

