北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(第4回)

(前回より続く)

      

4大カニのほかにも、ウニやつぶ貝、ホタテ、真ホッケ、各種高級カレイ、イクラ、紅鮭、これからが旬の秋サケ、大漁サンマほか書き留めきれないほどの海産魚介類を、ひとつひとつ丁寧に紹介していただいた。

    
         
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礼文島産の極上のウニ

   
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生はこんな色をしていたんだ。   北寄(ほっき)貝
    

水産チームの皆さん、ありがとうございました。

   

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断っておくが、あくまで試食会(!?)であるが、
浦島太郎が竜宮城で受けた歓待とは、きっとこんなことを指すんじゃなかろうか、などと
膨れきったお腹を擦りながら、しみじみと感じた夜だった。
                                  (次回に続く)

   
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溢れ出るウニも本場ならでは
      

北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(その3)

(前回より続く)

    

僕が楊貴妃に例えた
甲羅のミソの濃い味わいが絶品の毛ガニは、
地元のご自慢のひとつ。

  
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オホーツク海沖産と噴火湾沖(太平洋側)産の二種を比べてみた。

   
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上がオホーツク海沖、下が噴火湾沖の毛ガニの脚。よく観るとなまめかしくさえある

   
      

流氷と共にやってきた海の栄養分をたっぷりと取り込んだオホーツク産の濃厚で深い味わいは、もう僕の筆力では形容できないレベルの逸品である。

  
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滴るカニ味噌。毛ガニの醍醐味だ。舌の上でネットリとまとわりつく。凝縮された旨味成分が攻撃的でさえある
   
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正身も決して大味でない。ミソと供和えで頂くとまた格別。 

       
     
  
タラバガニは、中華圏では帝王蟹と呼び、あっという間に大人気の高級食材に登りつめた。

  
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あの口いっぱいに膨れ上がるボリューム感と独特の甘みが最高の食べ応えを演出する。

        
      

      
他の3種と比較すると、モデルさんのようにスリムな感じのズワイガニは
繊細な肉質と滋味あふれるカニ本来の味が堪能でき、
北海道でもこのカニが好き、という根強いファンが多いらしい。

   
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比べるとどうしてもボリューム感に欠けるが、なかなかもって奥深い滋味にノックアウトを食らった

       
水揚げされる地域によって、
越前ガニや松葉ガニと呼ばれるのもこのカニだ。

             
   
            

茹でると鮮やかな朱赤色に染まり、鎧のようなトゲに覆われる花咲ガニは
花咲と呼ばれる根室港で主に水揚げされることからこの名がついたとも言われる。

  
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一際大きな個体を見せるボリューム感ある肉質と溢れ出るミソは
初めて食体験するものを仰天させるに余りある存在感だ。  
   
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あふれ出る外子と濃厚マッタリの内子が同時に楽しめる。ヘビー級の旨さだ。
ロシア船が運んできたものだそうだ

   

ちなみに、北海道で水揚げされる蟹は、
甲羅の全長が8cm以内の小型とメスのカニは、
必ず海に戻されるのがルールである。資源保護のためだ。
市場に出回っているメスガニはロシアなど外国産ということになる。
   

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花咲ガニの脚。一際大きなトゲが個性的

     

もうひとつちなみに、タラバガニと花咲ガニは、確かに同じく十本脚なのだが、
実際に歩行に使う脚は3対しかなく
ヤドカリの仲間に分類されることはご承知だろうか?

     

         
カニを食べると押し黙るとよく言われるが、
僕も始めはギャーギャー子供のように絶叫し、

そのあとは、
とにかく説明を聞き、頷き、記録し、口に頬張るという繰り返し。

     

      
モグモグ、モゴモゴ、モグモグ、、、
    
   

ゴックン、ゴクン、、、
   
       

キョロキョロ・クラクラ、、、

    
    
     
そのうち、ズッシン、ズシン・・・

    

      
   
溢れんばかりの4種・多産地・多規格のカニ肉が
僕の脳裏と胸中と、そして胃袋の中で急激に膨張してきた。

      
       
お腹いっぱい、胸いっぱいという境地である。

    

神様、今宵だけ中学生時分の食欲をお与えください。

   

この時ほど、自分の胃袋の許容量の小ささに悔やんだことはなかった・・・。

    

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北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(その2)

(前回より続く)

      

いいか、これは宴席じゃないんだぞっ! 勉強、勉強…!
        

何度自分に言い聞かせたことか。
       
      

      
水産のプロから一つ一つ説明を受ける。

     

       
        
今回のメイン食材は、カニ (蟹) 。

      
    
中央の大皿にドカッと鎮座している。

          

この日は四大品種のカニを産地別、規格別に調理して
その外観や味について比較する。

       

         
毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニ、そして花咲ガニである。

    

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上段がズワイガニ、中段は毛ガニ、下段はタラバガニの巨大ハサミ
      
       
     

中国では、西施、貂蝉、楊貴妃、王昭君という四大美女が有名だが、
まさに頬を紅く染めた北海道の四大美女の競艶そのものだ。

     
   
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上段は花咲ガニ、中段は毛ガニ、下段はタラバガニ

        
   
    
スリムでしなやかなボディーラインが美しいズワイガニは、
さしづめ越の西施に例えられるか。

       
         
ふっくらとボリューム感に満ち、誰もがその美味を知っている毛ガニは
傾国の美女・楊貴妃に例えてみよう。

         
        

    
ああ、見とれているだけで、だんだん胸が熱くなってきた…。
                                   (次回に続く)
                

北海の四大美人の競艶に胸が押しつぶされた夜(その1)

         
北海道の水産の流通現場で本当に沢山の情報や知識を学んだら、
今度はもう一つの現場、
そう、食卓で再現される水産物の各要素の違いを学ぼうということになった。

  
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世界遺産知床・斜里港の秋ジャケや羅臼のホッケ、根室港の黒カレイ…。
北海道の多様な品目や水揚げ港もたくさん学んだ。

    
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早い話が「食べ比べてみよう」、ということなのである。

         

               
ここは札幌市から車で約2時間半離れた某市の料亭を借りての試食会である。
           
   
広いテーブル上には、すでに一部の隙間もないくらいの大小の皿が並んでいる。

   
     
うおおおおおおおおお~っ!

       
   
僕は水産品の専門家でもなんでもないから、
素人そのままの感受性むき出しに絶叫してしまった。

       
憧れの北の海の幸が180度の視野でドッカ~ンと飛び込んでくる。
       

         
   
これがビジネスの現場でなかったら、絶対におのれの頬をつねっていることだろう…。
                                       (次回に続く)
                   

宝物を学ぶ

         
「明朝、4時半出発ですからね。」

    
       
エエ~ッ!?  朝にも夜にも弱い僕は、
一遍に気力が萎えてしまった。
     

さっきまでのやる気はどこへやら…。

        

     
眠い目をこすりながら、札幌の街を移動。
    
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やって来たのは、札幌市中央卸売市場。

      

特別のパスをもらって、見学コースではなく、
セリの現場に入れてもらう。
       
   
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初めてマグロの取引場に足を踏み入れる。気が張り詰めている
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あちこちで威勢の良いセリの声が聞こえてくる。
         
    
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滞在すること3時間。
      
                
水産の宝庫、北海道の底力を存分に学ぶことができました。
      
       
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冬化粧の前に

             
今日、札幌にやって来た。                              
        
                 
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新千歳空港に降り立ったら
ターミナルビルがリニューアルされていてビックリした。          

               
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確か7月に来た時は、まったく様子が違っていたはず・・・。            
      
                     
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ゆったりとしたスペースも確保されている
       
           
                                       
お土産を売る店舗やレストランもすっかり模様替えして
さらに強力に北の物産の魅力を発信している。
      

ガラス張りのチョコレートの工場も併設されていて
これはもう立派な屋内テーマパークになっている。
                  
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空港利用でなくても冬場でもショッピングやレジャーに足を運ぶファミリーが増えるだろう                     

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国際線ターミナルも化粧直しをしていて、
いつでも世界中からの訪問客を受け入れ準備完了。                             
          

      
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英語、韓国語、中国語、そしてロシア語の表記は
北海道の特徴を表している。        
                           
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カニは、きっと中国人へのキラーコンテンツなんだな。   
            

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さあ、明日から北の大地で活動開始。                       
            

古都恋情(その9)

(前回より続く)
    

その日、仕事も終わり、夕刻散歩がてらに恒例の路地裏歩きをしていると、
暗い路地の一角で、ひと際目立つ看板の明かりに
「斉天大聖」という文字が目に飛び込んできた。

   
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「我こそは、天にも斉(ひと)しい大聖なり。」
と豪語する野猿あり。

    
      
学生時代に京劇で見た一節を思い出した。
     

もしかして、あの西遊記の主人公“孫悟空”ではないのか??

  
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ワクワクして本堂に入ると、果たして、このお寺の祭神は、
斉天大聖・孫悟空に違いなかった。

  
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中国大陸でもあちこち寺社仏閣を訪ねたけれど
孫悟空を祭ってある所には、これまでお目にかかったことはない。

  
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ずらりと居並ぶ悟空さんたち。

  
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自分の毛をむしって息を吹きかけ無数の悟空を造りだす分身の術にも思えるし、天界で悪さが過ぎて、菩薩様から石猿に変えられてしまったようにも見えるしでユーモアたっぷり。

  
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夜の本堂で独りポツんと拝んでいたら、
どこからともなくオジさんが二人、ス~ッと現れて来て、
僕に向かってやおら講釈を垂れ始める。

   
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顔は赤いし、酒臭い。 足元だっておぼつかない…。

   
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僕とは、国語(北京語)で会話しているのだが、
方言なのか、ロレッているのか、そのうち何を話してるんだが解らなくなって、とにかく僕は相槌を打つばかりになってきた。

   

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そう、一生懸命にいろいろ紹介してくれてるんだ。

    

そのうちこのオジさん、気が大きくなって、

わざわざニッポンから来たのか?  おい、入れ、入れ
     

と、やおらカギを開けて、柵の内側の本尊が安置されている仏壇を案内してくれるという。

  
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この酔っぱらった人が管理人さんなのかどうか分らないが、
菩薩様に免じてもらって、ご禁制の柵の中に入り、
居並ぶ悟空さんたちを抱き上げたり、サワサワ撫でさせてもらった。

   
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間近で触れながら、悟空様と仲良しになる
   

Dsc_0937       後ろ姿だって観ることが出来た

      

悟空が天界の無数の蟠桃を盗み食いして不老不死になったように
僕も何体かの悟空に触れて、強力パワーを授かったかも知れないゾ。
      
    

オジサンたちはきっと僕に、興味深いこと、面白いこと、故事来歴など
たくさん教えてくれたんだろうけど、
残念ながら、その後は翻訳不能、理解不能、判別不能でした。

  
でも、オジサンの熱い想いは届きましたよ。
       

      
             
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それにしても、この青いTシャツのオジサンがだんだん孫悟空に見えてくるから不思議なんだよねぇ。

もしかして、彼も分身だったりして!?

  

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おっと、もうひとりのオジサンも関帝のような神様に見えたッ
        

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やっぱりこのお寺のご本尊は、菩薩様と観音様だった。
悟空がちゃんと守ってくれてるんだね。

     
    
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お寺を去る時、オジサンは、僕が見えなくなるまで、
本堂の外からいつまでも手を振って見送ってくれた。

  
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南部台湾の人って、ほんとうに親切なんだ。
    

悟空さん、イヤ間違った。 おじさ~ん、ありがと~~う。
   

また来ます。再見!

      

       

んッ?? それにしても、あの二人
本当に神様の化身だったのかも知れないぞ???        
            

古都恋情(その8)

(前回より続く)

         
台南が古都であることの証左のひとつに
寺廟が多いことが挙げられる。

   
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街の中心にある武廟  朱赤の壁が一際映える
  
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後方の扁額「大丈夫」は台湾4大扁額のひとつ。「人倫之至」も台湾を代表する名額でこれを観るたび、パワーをもらう。
   
             
       
僕が戌(イヌ)年だからじゃあるまいが、
ホテルの周りでもちょっと歩くとすぐにお寺に突き当たる。

    
      
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“台湾精神”の拠りどころ
   
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あの世でもご先祖様がお金に困りませんように・・・
   
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お賽銭を上げて、「平安米」を一袋頂いて帰り、家で一緒に炊いて食べる。厄除け・お守りの意味があるらしい。昔は貴重だったお米を大切にする土地柄からか。 

          

お寺と言っても、立派な構えをしている寺社もあれば
アーケードの一角にポツリと仏壇のように祠が建っているものまで様々だ。

  
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とにかく数十メートルおきにお寺があるような感じ
   
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簡素だけど台湾らしいお供え物
   
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大きな寺廟にもなると、こんなお供え物も
    

Dsc_0012       土地の収穫物は、何よりの宝

       
     

それにしても、台南の人の信心深さは並大抵のものじゃないことは、すぐに分かった。

   
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媽祖像に心を込めて祈る
  
 

今、日本でも仏像や仏画などが、一部の若い人たちの間で密かにブームになっていると聞く。

   
Dsc_6772_2      若い人もお寺の門前に差し掛かると、ちゃんと拝んでいく

       
    

僕も一時期、中国道教や中国仏教に興味を持ったことがあり、
いろいろ知識を仕入れたことがあったが、
また時間が出来たら改めて学び直してみたい、
そう思わせる古都の情景だった。

   
     
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順風耳将軍   神様もピアスしてたんだ
  

  
台南には、また孔子廟もある。
     

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「聖域」って、ここから来た言葉だったのか

   
     

歴史と習慣、そして精神性が、今も台南人の生活に深く根を下ろしている。
         
   
どこの国もそれぞれに素晴らしい伝統と文化を持っている。

     
   

Dsc_7034       武廟の門前で芳香漂う花を売る老婆

      
    
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古都恋情(その7)

(前回より続く)

       
七股塩山

台南の中心街からどのくらい車で走っただろうか、
ここならではの様々な施設や風景を見ながら車で進む。

     
郊外に出ると道の両側は池だらけ。

  
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これはきっとサバヒの養殖場に違いない。 サバヒについては後日紹介する
      
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台南科学技術工業区  ここもビジネスで訪れたエリア
   
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かつて中国大陸と緊張状態にあったころ、宣伝放送をしていたという電波塔群
   
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台湾最大の津波の実験場がある大学施設だそうだ
   
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外気はとにかく暑い。揺れる蜃気楼が蒸し暑さを増幅させる

         
 

たどり着いたところは、七股(チーグー)と呼ばれ、
つい2002年まで台湾最大の塩田で栄えた町である。

  
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今はほとんどが輸入で占められるようになり、
台湾ではコスト高が原因で、塩は生産されなくなったらしい。

    

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台南県と台南市が合併して、今は台南市になっている。   

       

ここ七股も「塩の博物館」などが建設され、
ちょっとしたテーマパークのようになっており、往時を忍ぶことができる。

   
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塩で出来た高さ20メートルの塩の山がそびえている。
そこにある以上、登らなければ・・・。気温は35℃にも達しようというのに

 
        

車から降りて外へ一歩出ると、その異様ほどの暑さに加え、
とにかく直射日光が強くてかなわなかった。

    
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一面に広がる塩の結晶の白さが反射して
まぶしくて目も開けていられない。

    
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塩山の頂きから見た景色

     

まさに“塩々と”広がる海抜ゼロメートルの土地。   

   
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右奥に立つのが塩の博物館
   
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そうか日照が強くて雨が少ないから製塩に向いているのか!
     

なんて小学生レベルの発見をする。
     

       
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往時の塩田を再現するコーナー

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名物「塩アイスキャンデー」。

  
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明確な塩味がするわけではないが、
甘くなくサッパリしていて、意外にいける。

      
     
ここにしばらくいるだけで、
なんとなく血圧が10くらい上がった気分だった。

  
     
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塩塊で作った塑像
                 

古都恋情(その6)

(前回より続く)

                
徳記洋行
    
オランダ、鄭氏、清朝と台湾の統治が移る中、
清朝の力が衰えるとアヘン戦争を機に勢力を拡大させたイギリスが、門戸開放(開港)を台湾にも迫ったのである。

      
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ここ徳記洋行は、1867年に安平に最も早く進出したイギリス商社の一つで、海路を通じて、台湾茶の輸出や保険業務で莫大な利益を上げたのだという。
       

  
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その建物が今、史料館として保存されている。
   
      
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いにしえの海外交易の繁栄ぶり、華やかさが時を超えて僕の心の奥にもビンビンと響き伝わってくる。

      

Dsc_7474     神戸や長崎の洋館を思い起こさせる

    
           

国際ビジネスのプロデュースを、
ここ台南の地で行っているのも何かの縁があるのかな。

    
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エネルギー・フルチャージ!!