天上の楽園(その3)

            
(先回から続く)
車でダラットの郊外へ出ると、
一面、水平線を引いたかのようなフラットな山の稜線が360度に広がっている。

      
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そう、ここは広大な高原であることが分かる。
     

360度の地平線なら中国東北部でも見たことがあるが、
ここは海抜1500メートルの高地。
   

   
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おそらく一生忘れられないだろう・・・
    

こんな光景いままで観たことがない。

    

そして、いたるところで高冷地野菜を栽培している。

   
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一日の作業を終え家路につくダラットの農民の表情に屈託はない

   

これだけの規模と内容の生産は最近のことなのだろうか?
それとも南ベトナムになってから?
それとももっと前のフランス領インドシナの時から?
    
    
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広がる棚田にアッと息を飲む
       

いずれにしても長い戦火の中をくぐり抜け、
高いレベルの品種や生産、流通・物流、そして販路をこれまで築きあげてきたのだ。

  
ベトナムの底ぢからはスゴイ。

     
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雪が積もったかのようなハウスの群れ
    

     
ダラットでは実に多くのことを考えさせられた。

    
「日本の農業には、まだまだ先がある。ゴールではない」

    
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広がる山の稜線の向こうに新たな希望と目標が見えてきたような気がする。

        

    
ホテルに戻ると、レストランのシェフが僕だけのために、一杯だての「フォー(ベトナムうどん)」を作ってくれた。

     
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本場ハノイで食べたものとも、慣れ親しんだホーチミンの味とも違う、どこか洋風の、いやきっと、まだ僕が知らぬフランス風の洒落た味なのだ。

      
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野菜がタップリだ

    

アジア各地には、実に多くの歴史の遺産が刻まれていることを舌の上でも体験した。

        

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こんなに美味しい野菜サラダは初めてだった。
   
甘くて奥深い香りのする野菜の滋味に心の底から感動ッ。

     
   
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あなたは生派? それとも揚げ派?
  

僕は断然揚げ派。  そう、ベトナム春巻きのこと。

  
     
揚げ春巻き(チャー・ヨー)は、
ヌクマム(魚醤)やライムの絞り汁をつけていただく。
      
パリッとしてとてもジューシーだった。

   

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クレソンのスープは格別 !! こんな食べ方あったんだ

      

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ホーチミンより美味しく感じられたダラットのフランスパン。

外はほどよくパリッと、中はとてもしっとりしている。
   
           
食事時も、あんまりパンが美味しくておなか一杯になり、メインディッシュが食べられなくなることは日本でもたまにあるが、ダラットではそのことを後悔しないくらい旨いのダ!

     

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とても甘くて果汁が滴り落ちるダラットのランブータンは最高!
   

これまで台湾、香港、シンガポール、タイ、マレーシアなどで食べたけれど、こんなに美味しいものに出会ったのは初めてだったヨ。

    

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ダラットでは、「ア・ティ・ソ」というお茶も飲まれる。

     
アンティチョークや朝鮮アザミと呼ばれる花や葉を乾燥させたもので、ほんのり甘いホットドリンクだ。

    

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ダラット名産のワイン。
    
決してしつこくないベトナム料理にとても良く合う。

    

  

まさに天上の楽園で至福の時を過ごすことが出来た。

      
決して近代的なサービスではないのに
とても洗練されていて、心地よい時間と空間を体験させてくれた。

       
アジアンリゾートの原点が残されているのかもしれない。

     

天上の楽園(その2)

       
(前回より続く)
リゾートホテルの館内で優雅に時を過ごせばよいものを、チョロっと外に出たのが運のツキだった。 
    

なんとホテルのすぐ横に、「CHO DA-LAT」(ダラット市場)とあるではないか!

   
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ダラット市場正面

    

イ・チ・バと聞いて、全身の細胞がビクンと反応する。

   
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ダラット最大の青果市場が今、目の前で懐を開け、長いこと僕の来訪を待っていたかの様に感じ、クラクラとめまいを起こしている。

   
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朝6時過ぎでこの賑わい

    

その身動き取れない程の雑踏や喧騒、人々の熱気の中に身を沈めてしまい、アドレナリンを放出しっぱなしとなり、時が経つのも忘れ陶酔してしまった。

   
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ぼお~ッと突っ立っているとすぐ邪魔になる  市場ならでは

  
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「おはようさ~ん」  なんて言ってるのかな

     

リゾート感覚なんていつの間にか吹き飛んでしまっている。

つくづくセレブ感覚に縁のない私だった…。

   
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ダラットは花の街とも呼ばれるだけあって、生花がイッパイ

   

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毛糸の帽子と編み笠の組み合わせもアリなんだ?  
ここは年間を通して18~23℃と涼しいもんね

      
     
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一見地味だけど、どのフルーツも格別に美味しかったよ!

      
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ほぼ一年中イチゴがあるというから スゴイ

      
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それにしてもスゴイ活気。不思議な霊気に満ちている。

   
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「おはよう~っ」と声をかけたら、微笑み返してくれた少女

    
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青果物でこれだけ賑やかな市場は他に見たことがない。

   
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しかも、製品として完成されている感のある高原野菜が特に目を引く。

    
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おそらくフランス人たちが避暑地で美味しいものを食べるために、
食材の開発生産に力を入れたのだろう。

    
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たくさん仕入れたねぇ~

   
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淡水魚やエビ・カニ・ナマズも種類が豊富

  
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こんなに内陸なのに海水魚が豊富で新鮮!!
ベトナムの商流・物流は侮れないかも・・・

  
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「こっちも撮っておくれよお~ッ」と市場のおばさんは明るい明るい

    
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おばさんから頂いたバナナ マジうまかったっス!

    
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「おじさん ダイジョーブ? 首まわらないでショ?」

    
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鳥インフルあるけど、アジアはヤッパリこの売り方だ

      
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様々な香辛料や調味料に全身埋もれる・・・

    

ダラット滞在中、二日目の早朝も市場探索に身をゆだね、すっかりリフレッシュしていた。

    
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ダラット土産は乾燥フルーツとイチゴジャムだと教えてくれた

   
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このオバちゃんが売ってくれたランブータン(赤い果物)は
今まで各地で食べた中で一番美味しかった。ずっと忘れられないだろう味と甘い香り

   
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ダラットのフランスパンはホーチミンよりさらに美味しかった気がする

     

広いリゾートホテルの部屋は結局、荷物置き場になってしまったけど、僕にとってもダラットはやっぱり「天上の楽園」だった(!?)
                                  (次回に続く)

    

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天上の楽園(その1)

       
「ここはベトナム最大のリゾート地です。
どうぞ一日ゆっくりしていって下さいッ
!」

       
ホーチミンから車で8時間半もかけて到着した標高1500メートルの中部高原のラムドン省ダラットという街。

  
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19世紀、仏人医師の提言によりフランス領インドシナ連邦政府が保養地として開発したダラットは、グエン朝最後の皇帝バオダイ帝によって高級リゾート地としてさらに整備された。
     

      
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代々のフランス領総督は「天上の楽園構想」と呼び、避暑地・保養地として、鉄道、ホテル、別荘、教会などを次々に整えていったのである。

  
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ダラット大教会

  
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高級別荘が立ち並ぶ
         
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スアンフーン湖という人造湖を中心に、大小様々なリゾートホテルや高級別荘、洒落たカフェ、ゴルフ場などが点在し、一見パリのような(行ったことないのだが)たたずまいとアジアの喧騒を兼ね備えた優雅な街だ。

   
   
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スアンフーン湖畔 
春の香りという意味で、季節になると街は花一杯になるそうだ

     
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「さあ、羽根を伸ばすぞッ」

とリゾートタイプのスイートルームに荷を下ろした。

   
    
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ひとりで使うのにはもったいないほどのだだっ広い部屋。

ダブルベッドが2台も・・・

   
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部屋の中に、こんなに大きな応接室があってもねぇ

   
    
貧乏性の僕は、そのほんの一部のスペースの中でウロウロするばかり。

   
バスルームに行くのが億劫になるほど遠く感じるのだ。
        
   
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とても親切だったフロントの女性
   

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プールサイドでノンビリするもよし、読書三昧もよし、ゴルフをするもよし、だ。

      

なのに、まずはロケハンとばかりに外に散歩に出たのが運のツキだった・・・。
                                 (次回に続く)

       

ベトナムスピード(その3)

                
(先回から続く)
いくらベトナムの経済成長が進み始めたとはいえ、それでは内陸部に行けばまだノンビリしているかというと、とんでもない光景に出っくわした。

    

ここは、ホーチミンから車で4時間以上も離れた高原地帯。

      
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バオロックというベトナムでも有数のお茶とコーヒーの主産地である。

      

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ベトナム茶もそれなりに有名で、
バオロック産と言えば日本でもブランド茶としてネット販売などされている。

     
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ベトナム茶の販売コーナー(バオロックにて)

      

一面に広がる茶園。 とにかく雄大だ。

   
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そしてコーヒー。

     

この国が世界第2位のコーヒー生産国であることをあなたは知っているだろうか?

      
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本場で飲むベトナムコーヒーは格別!!  
    
     

つい先週のニュースだが、
誰もが知っている日本最大のインスタントコーヒーの販売会社N社が、来年1月からインスタントコーヒーの価格を11%値上げすると発表した。

      

その理由として、
最大の産地ブラジル等でバイオマス燃料向けにトウモロコシ生産にシフトしたこと、そして中国・ロシアのコーヒー需要が急増したため世界的に相場が値上がりしているのだという。

    
      
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フランス統治時代に培われたベトナムコーヒーはロブスタ種で
深みのあるフレンチローストが似合う

      

ネットニュースによると、
ベトナムコーヒーの輸出価格がこの9年間で最高値を更新したという。

         

現在の輸出価格は1トン当たり1800ドルで、
前年同期比で80~100ドルも上昇しているそうだ。

    
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バオロックのコーヒー専売店で

    

また、輸出価格の上昇に加え、輸出量も増加しているという。

      

また、今年初めてコーヒーの輸出額がコメを抜いて、ベトナム農産物輸出品目の第一位に躍り出たということだ。

     
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360度見回しても、どの山腹もコーヒー園で埋め尽くされている!!

   
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コーヒー豆

      

沿道沿いには、収穫されたコーヒーが庭先に広げられ、どこを見ても天日干しの光景が。

    
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また、とにかくこんな奥地に、と似つかない土地に、ズラリと「コーヒー御殿」が建築中だ。

    
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のどかな高原の街が一変している

        

世界相場の影響が、こんなところにまで及んでいるとはッ!!!

    
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おそらくここでも
他の農産物からコーヒーにどんどん転作しているに違いない。

      
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出会ったバオロックのコーヒー生産者にもゆとりが感じられる

       
         

同時に、相場変化や工業化で途上国の農業体系も変わっていく。

                     
いつまでも日本への供給地とは限らないのだ。

     
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手前も奥も、み~んなコーヒー園

    

日本の食糧や農業は、真剣にこの事態に向き合っていかなければならない。
    

大きなチャンスでもある。

    
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狭義の守りの姿勢、内外変化への無関心、偏った報道や思考法で内向きな議論ばかりしている場合ではない。

        

     

ベトナムスピード(その2)

         
(前回から続く)         

ホーチミン市の中心街はもとより、
郊外に出るとさらに変化の動きが明らかになる。

     

いたるところで造成工事が行なわれていて、
オフィスビルや高級マンション、戸建て住宅が次々と建設中だ。

    
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同時に道路が新たに敷設されていたり
社会インフラの整備もすすんでいるようだ。

    
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国道沿いには、建設機械の販売かリースだろうか、ディーラーがあちこちにあり、建機需要が旺盛なことを知る。

   
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去年、証券会社を訪れた時は、
朝から株価のボードに釘付けの人たちでごった返している情景を目の当たりにして驚いた。

   
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朝9時の証券会社のボード前はベトナム個人投資家でイッパイ
     
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今度は不動産も動き出している。
    
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中国と同様、所有権と使用権が分離しているが、
海外からの投資、製造業の進出が一巡しないうちから過熱するのだろうか?

    
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建材を満載したトラックを頻繁に見かける

      
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都市周辺部は大型貨物車などで慢性的な渋滞だ

      
    

中国以上にショートカットすることが起こりうるのかどうか、今後の動きから目が離せない。

      

ベトナムスピード(その1)

      

約一年ぶりにベトナム・ホーチミンを訪れた。

           
飛行機を降り立った途端、いつもと勝手が違う。

      
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そう、タンソンニャット国際空港の新ターミナルビルが9月に完成したばかりだったのだ。

      
     

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ホーチミン・タンソンニャット国際空港のスポット    

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去年、ついバンコク新空港がオープンしたことに驚いたが、今度はベトナムか・・・。

     
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もうアジアの空港はどこも近代化、大型化され、区別がつかない。

        
昔の空港ビルが懐かしく少し寂しい気もするが、世の中は常に変化するもの。

     

ホーチミン14年在住のパートナー氏に聞けば、ベトナム統一後32年間の変化より、この一年の変化の方が明らかに大きいと言う。

      

街の様子も、仕組みも、社会も、人の心もあらゆる面で。

       
     

市内のソフトウエアの会社を訪れた。
      

委託、オフショア、開発、人材確保・育成等あらゆるフェーズで日本との結びつきが強まり、事業は急拡大中。

    
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手狭になったオフィスを引き払い、一流インテリジェンスビルへの移転を決めているのだが、応募が殺到して通知待ちなのだという。

      

ベトナム国内でも製造、流通、物流など社会基盤システムが大変化するたびに、ソフトウエアの大規模ニーズが発生しているようだ。

      

ほかにも金融、食品、農業など様々なビジネスの局面でもベトナムの急成長、大変化が起こっている事を実感することになった。

      

去年行ったから知っている、などと今のベトナム事情を軽々しく語ることなどとても出来ないと初日から思い知らされた。
                               
(次回に続く)

       
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食都のプレゼン

            
近畿ブロックの輸出オリエンテーションの会が大阪市で開催された。

   
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この会場もまた、募集定員を超える多くの参加者が集まった。

         

第一部のパネルディスカッションでは香港、台湾からベテランバイヤーが現地の最新事情やビジネスのノウハウを熱く語った。

      
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面白かったのは、関西、大阪、京都、奈良という地名はアジアでも広く知られているのだが、食べ物との関連で言えば、実は北海道や九州に比べて、アジアの人たちに結びつくイメージが意外に乏しいのだそうだ。

    
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4人のパネリストからはユニークな意見も
    

関西といえば、お好み焼きやたこ焼き、鍋物、京菓子、漬物など沢山あると思うのだが、言われてみると確かにそういう気もする。
     

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最近、アジア各地でよく見かけるようになったTakoyaki
(上は本場大阪、下はタイペイ)
    
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首都圏に並び海外から多くの訪問者を受け入れており、歴史文化、気質、飲食、商売発想などの複合性において関西ほどアジア的な土地はないと誰しも感じるものだが、一次産品や食品輸出の分野で海外に打って出るのは、これからなのかもしれない。

   
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この日も道頓堀には外国人がイッパイ
     
    

第二部の商談会では、内外のバイヤーに対して15分刻みでビッシリとスケジュールが組まれており、けっこう熱の入ったテーブルがあちこちで見受けられた。

   
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また、某市のコメの生産者グループが、とても熱心に情報収集と発信アピールをしていたのが印象的であった。慎重かつ大胆にアクションを起こして欲しいものだ。

        

自社商品をプレゼンテーションする場である第三部の商品発掘会では、さすが関西のメーカー。

   
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アピールもプレゼンもはつらつとして歯切れがよく、他の地方ブロックの控えめ、遠慮がちな姿勢とは全く違っている。
   
商品の魅せ方も堂に入っている。

     
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さすが商都。感心することしきりだった。

   
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終日にわたり、最後までテンションが落ちない元気なマッチング事業であった。

  
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近畿在住外国人による試食調査も
    
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近畿地区は、いわゆる農産物の地域自給率が12%しかなく、地元都市圏への供給でも応じきれない上、京野菜をはじめ、大阪、丹波、灘、吉野、紀州など地域ブランドの優れた商品は、全国からも引っ張りだこだから、今後の海外市場をどう観ているのかについては、大いに興味があるところだ。

     
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それでも最近は、和歌山県や奈良県のモモや柿、宇治茶など多くの近畿圏の農水産物や食品が海外あちこちでも目に付くようになった。

きっと販路拡大に努力をしているのだろう。

     

商都、食都の地場企業・生産者の皆さんが束になって海外へチャレンジを始めたら、すごいパワーが生まれるだろうな、と強く感じつつ帰途についた。

     

     

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道頓堀にて

       

日本一 アジア一 世界一

                    
空から何やら降ってきた。

          
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雪ではない。紙ふぶきだッ。

         

名古屋を訪れたら、偶然中日ドラゴンズの優勝パレードに出っくわした。
       

詳しくはこのエントリ記事の末尾にて。

        

         

農林水産省が主催する農水産物・食品オリエンテーションの会(東海ブロック)が名古屋市で開催された。

      
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会場から荘厳な名古屋城天守閣を望む

      
    
午後の前半がセミナーで、後半は商談会という二部構成だ。
      

東海ブロックということで、愛知、岐阜、三重、そして静岡の4県を中心として食品関係企業やJAなどの農水産団体が集まったが、当初の予定を大幅に超え、セミナー会場も机を取り払って超満員となった。

    
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セミナーでは、香港と中国大陸に向けた輸出戦略というテーマで講演が行われた。

    
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前列に陣取ったビジネスマンはもとより、後方の席の参加者も皆、熱心に講演を聞き込んでいる。矢継ぎ早にメモ用紙をめくって筆記していく人もいて、こちらにも凛とした緊張感が伝わる、そんな雰囲気のセミナーだった。

      

     
セミナーのに続き、マッチング商談会に。

    

東海会場でも、すべての海外バイヤーに対して、スケジュールビッシリの面談予約が。

     
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15分刻みのタイトな入れ替えに、商談者は一様に、時間がもっと欲しい、という表情で、精力的に次の面談に臨んでいた。

       
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求めるものには、常に多忙という名の扉が開かれている、という感じだ。

       

東海地区では、多様な果樹や野菜、水産物、様々な加工食品群、そして名高い日本茶も急速に輸出を伸ばしている。

最近は、花卉も中国向けに盛んに輸出されているという。

      

大都市圏、三大商圏に近い恵まれた地勢にあることから付加価値の高い商品がそろっており、空港や港湾の物流インフラも整うこの地域が本格的に動き始めたら、新たな商流の拠点として機能を始めるに違いない。

         

今後の動向が注目される。

     

        
名古屋を離れる翌朝、宿泊先のホテルのある栄地区を歩いていたら、土曜とはいえ、朝早くから異常に多くの人が街を歩いている。

      

しかも、野球コスプレの人が目立ち、異様な雰囲気。

     
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そのうちにあっと言う間に大勢の人たちが集まりだして、私にもようやく気がついた。

    

午前10時から、中日ドラゴンズの優勝パレードがあるという。

     

時が近づくと、栄のテレビ塔前の通りは人であふれかえっている。

    
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大歓声の中を、落合監督をはじめ、主力選手を乗せたオープンカーが目の前を通り過ぎていく。

     
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「監督う~っ!!」 「中村ぁ~ッ」 「立浪ぃ~ッ」

    

こういう時、僕はなぜかパレードのご本人たちより、黄色い声援を送る元気な観衆のほうにどうしても目がいってしまう。

    
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とにかくみんな元気で力強いヨ。

   
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ドラゴンズは悲願の日本一を達成し、アジア一も粘り腰で実現。

     
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世界一の会社も輩出しているし、愛地球博も成功させた。

      

        
この地には、世界を目指してまだまだ凄いパワーがみなぎっているようだ。

      

    

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中部国際空港セントレアの夕景

      

トップランナーたちから学ぶもの

       
農林水産物食品オリエンテーションの会(東北ブロック)が仙台市で開催された。

   
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岡山で催された中国四国ブロックに続くもので、
私にとっても楽しみにしていた地域のひとつである。

      

この日の事業の冒頭で、東北農政局早川部長より挨拶があり、
「東北地区は農産物輸出ではトップランナー。さらに一層の飛躍を」と熱烈なエールが送られた。

     
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午前に開催されたパネルディスカッションは
「中国市場に向けた輸出戦略」と題し、北京・上海そして香港から招かれたパネラーが辛口の意見も加えて、真剣な議論が繰り広げられた。

     

コーディネーターを務めた私も、何度かタジタジとなる始末。

    
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海外の厳しい現場を知り抜いているパネリストだけに・・・

     

会場の参加者も極めて熱心にメモを取りながら、集中して有益なコメントを収集している様子が壇上からもはっきりと伺えた。

   
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全体レベルが高い証拠である。

      

午後の商談・相談会でも、すぐに実務交渉に入っている企業や団体がいくつもあった。

   

青森県から福島県にいたるまで、自治体や支援団体、企業の多くの皆さんと交流したが、情報の質が高く、極めて実践的なのに驚いた。

      
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単発のビジネスマッチングを訴求するのではなく、とにかくシステマチックに考えていることがわかる。

        

地域に輸出を展開する仕組みづくりをする思考法が貫徹しているかのようだ。

   
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商談会の後は商品発掘のためのプレゼンの場も

      

また、単独一社、地域で展開できることと出来ない事を早くから認識しており、地域連携や業域連携にも柔軟な思考をしているのが驚きでもあった。

     

特に、難易度の高い中国大陸、ロシア向けの輸出を本格的に挑戦するにあたり、国内や東南アジアで築いてきた経験やノウハウを生かして様々な可能性を模索しているようだ。

     
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東北在住外国人による味覚調査も行われた

       

支援者、事業者の多くが「なぜ輸出に挑戦するのか?」について、それぞれ明確な認識をすでに持ち合わせており、入り口論、そもそも論の重たい雰囲気が少ないのが他の地域との違いではないだろうか。

   
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こんなに素晴らしい醤油があるのか、と驚いた

   
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香港向け輸出に長年の実績のある豚肉  とにかく見事!

       

終日にわたり、文字通りのトップランナーたちの交流を通じて、刺激を受け、大いに勉強になったあっと言う間の一日だった。

         
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今や日本の農産物輸出のシンボルとなったリンゴ
厳しい経営環境を乗り越えた経験が強みに転化したと言える

     

もちろんトップランナーはトップとしての新たな壁にぶつかっており、「次の一手」にさらなる知恵を絞っている事はいうまでもない。

     
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調味料にも食べ方をきちっと提案
    
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今、中国で大人気のサーモンだが、この商品には全く別の工夫が・・・

       

イメージに反して(失礼!)非常にオープンマインドな東北地区の皆さんだからこそ、これまでの厳しい社会環境、経営環境を生き抜いてきた人たちばかりだろうし、また、今後の困難にも果敢に乗り越えていってくれそうな予感がする。

      

これからの時代、本当に開放的発信的で、連携志向の方が強い競争力を持つ、と実感した。

  
トップランナーの皆さんから、様々なことを学ばせていただいた。

     

      
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明治の福の神と呼ばれた仙台四郎もサンタの装いに

    

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今回、仙台まで来て牛タンを食べる機会はなかったが、
とにかく復活できて良かったヨカッタ・・・

       

      

日本にいながら海外へプレゼン

                          
岡山市で農水産物・食品の「輸出オリエンテーションの会」が開催された。

        
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朝の岡山駅前・桃太郎大通りの通勤風景

         

この事業は、農林水産省と各地方農政局の主催によるもので、
全国8ヶ所で順次開催される農水産物・食品の海外輸出促進のための情報交換、商談マッチング事業である。

                   

この日の岡山会場が全国の先陣を切って催された。

           

午前のプログラムは「定番化に向けた輸出の取組み」と題するパネルディスカッションで、マレーシア、香港・中国、タイ、東南アジア総合の食品バイヤー、現地卸売り事業者による質疑応答が繰り広げられた。

       
         
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内容は最新現地販売事情の紹介と定番化に向けた様々なアドバイスが披露された。
            

マレーシア・クアラルンプルの高級百貨店食品責任者氏による「とにかく現地に足を運び体感すべき。そしてひらめいたら、自ら継続的に忍耐強く売り込んでみることで活路が開ける。」という言葉が印象的だった。
             

もう人任せ、イベント任せの段階は過ぎているのだ。

               

会場は発言を耳にしながら真剣にメモを取る人たちばかりで、その熱気に圧倒された。

          
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最新情報の収集に会場の参加者は真剣そのもの
       

          
午後は、マッチング商談会。

       

午前のパネリストに加え、内外の食品バイヤーが一堂に集まり、中国四国ブロック管内の食品・農林水産物事業者との間で活発な商談や個別プレゼンが展開された。

       

すべてのバイヤーに予め時間割が定められ、約4時間にわたりビッシリとスケジュールされているのだ。とにかく予想を超える国内サプライヤーが参加し大変な活況ぶりだった。

       
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私も相談コーナーを任されたが、結局トイレに行く暇も無いくらい次々と情報交換をおこなった。
     

中国四国地区はここ数年、各県とも活発な海外販路開拓事業を展開しており、商談内容も事業企画もレベルアップしている。海外での物産催事から新たな戦略構築の段階に入っており、「次の一手」を模索している。

      

挑戦的で清新、アクティブな人たちばかり。

日本の地場食品産業や農林水産業も変わり始めているなあ、という印象を強くした。
      

         

最後のプログラムは「商品発掘会」と称する、輸出指向食材を用いた試食会とプレゼン会。

    
                    
ホテルのホール一杯に、中四国各県が持ち寄った素材を調理した料理やデザートの数々が並び、数十社にのぼるミニコーナーが展開されて、活発な試食商談が展開された。

      
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香港をはじめ、内外のバイヤーから次々とテスト購入のオーダーが出てくるのを間近かに目撃して驚いた。

           
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また、地域在住の外国人によるテイスティング調査も同時に行なわれ、外国人の味覚による嗜好情報の収集も行なわれた。

        
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日本在住外国人によるテイスティング調査

           
      
運営事業者の話によると予想を超える参加企業が集まり、とても好評だったという。

     
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農林水産省として、初めての試みという事であったが、海外で同様の事業をすると参加者も主催者も費用がかかり、サンプル等の搬送などの手間や到着リスク等がかかるため、事業進行に力量が集中させて有効な情報収集が出来ないという欠点を克服する事業ともいえる。

       
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多くの日本酒も出品された

          
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地方中核都市にいながら、これほどまでに活発な農水産物・食品の商談マッチングが実現するなんて少し前なら信じられないほどの変化ぶりである。

           
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もちろん、この情報受発信・マッチング事業もひとつの有効なきっかけであるが、あくまで事業者の今後の忍耐強い取り組みが求められるのは言うまでもない。