アジアを感じる(その3)

   

タイのエントリが続いたので、
いつものお約束の市場探訪編を・・・。

   
バンコク郊外の青果卸売市場を訪ねた。
   
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今回は、(いちば)ではなく、(しじょう)である。

  
新設された大規模な市場で改めてタイ農業の変化の大きさに驚く。

  
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様々な品種が並ぶようになった

     

量から質への転換が進んでいることを実感。

   
ただただ驚くばかり。

   
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アジアに行くとよく皆で観光夜市に行くことがあるが、

朝の青果市場ほどその街の流通に触れることが出来るところはない。

  
できれば、行く度に通って定点観測するのが一番。

    

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タイを感じるコーナーだ  辛、辛、辛ッ!
   
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タイと言えばフルーツ。

   
その奥深さの一端を感じた。

    
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確か中国語では火龍果って言ったっけ。 - ドラゴンフルーツ

   
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ここではマンゴーだってポピュラーな商品

    
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で、で、で、でかいッ!

   

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な、な、な、ながいッ!

    

最近、日本をはじめ海外からリンゴやイチゴ、柿などの輸入品もよく売れるようになった。

   
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地元産のイチゴだろうか?
    
ここ数年、福岡のあまおうもよくタイ市民から買って頂くようになった。

    
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バナナの皮を丁寧に折りたたんでいる。何に使うのだろうか?
      

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伝統菓子だろうか、様々な形や色使いが印象的

     
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ここでは青果だけでなく、肉類、水産物、加工品、雑貨・日用品なども数え切れないほど売っており、広い敷地で迷ってしまいそうだ。

   

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よッこらショッと・・・

    

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市場は元気
     
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市場はひょうきん
    
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そして、市場には一生懸命働く微笑が・・・

    
 
どの国の市場でも
帰途には、決まって必ず元気をもらってくるのだ。
    
                              (シリーズ終わり) 

     

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畑の白いカーテン

      
一段と寒さが厳しくなるこの季節、
漬物大根の産地である宮崎市田野町では
櫓(やぐら)に掛けた「干し大根」が畑のあちこちで見かけることが出来る。

   
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この風景は実に壮観だ。

  
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なんといっても漬物大根の生産量が日本一なのだそうだ。
     
   

てっきり東北か北関東がそうなのではないかと思っていただけに、南国宮崎の特産品だったんだ。

    
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竹のやぐらは高さが6メートルもあるらしい

     
   
霧島連峰から吹き降ろす寒風に約二週間さらして出荷するもので、「大根干し」とか「櫓干し」と呼ばれるそうだ。

   
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洗った大根を2~3本ずつ麻ヒモで束ねてやぐらに掛けてある。

   

寒い時期での作業に「大変なんだろうなあ」と、つい思いを馳せてしまう。

   
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乾いた冷たい風が適しているのはもちろんのこと、でも凍ってしまってはまったく価値が無くなってしまうという実はナイーブな代物なのだ。

  
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本当に冷え込みそうな時は、シートを全体に掛けてストーブを焚くのだそうだから気が抜けない。

   
     
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白く丸々太った大根も、二週間が過ぎたのだろうか、取り入れ前の列は干しあがっていて、すっかりスリムになっていた。

   
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乾燥前と乾燥後と

   

ここ数年、毎年この風景を観ることができるのも田野の町を訪ねる機会があるおかげ。

      
    
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たくわん漬けに美味しいご飯が食べたくなる。 ああ、ニッポン人!
      

       

すっかり私の冬の風物詩になってしまった。

        

      

スポーツランド宮崎

   
この季節、宮崎の街はスポーツキャンプ一色に染まる。

    
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複数のプロ野球、サッカーJリーグのチームや著名ゴルファーがここ宮崎でキャンプを張るのだ。

   
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沖縄県と二分するキャンプ地のメッカの理由は、
「気温が比較的高い」「晴天日数が多い」など気候の条件もあるだろうが、「宮崎県民の熱意あふれる、しかし必要以上に気を遣わせない自然体のホスピタリティー」が大きな要因ではないだろうか、と勝手に分析している。

    

野球では、巨人、ソフトバンク、西武、広島が宮崎県内でキャンプを張っているが、せっかくだからと、隙間時間を見つけて一ヶ所見学に行こうと、今年宮崎キャンプ50周年を迎える読売巨人軍のキャンプ地「サンマリンスタジアム」に足を運んだ。

    
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この球場名が長嶋元監督の命名によることは宮崎の人ならみな知っているらしい。

    
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入場無料である事にささやかな感動を噛み締めつつ、球場に足を踏み入れる。

   
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やってるやってる。

   

原監督をはじめ、高橋や上原、阿部、谷、豊田、李、清水、それに新外国人のクルーン、ハウエルなど、テレビ中継でおなじみの一軍選手たちが、すぐ目の前で柔軟体操や走り込みを何度も繰り返しているではないかッ。

   
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実物はヤッパリ感動もの。

   
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それにしてもよく走る。

    

日本代表選手も何人もいる訳だが、そんなビックプレイヤーだって基礎トレーニングは欠かせないのだ。常識なんだろうが、当たり前にやっているところを目撃すると何故か感心してしまう。
       

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僕は、
自分のプロとしての分野で基本練習を毎日しっかりとやっているだろうか?

   
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少し恥ずかしい・・・。

     

私は農産物の輸出を、よくスポーツの国際試合に例えることがあるが、まさに基礎トレを徹底する事、基本に忠実なことが大切である事を、ここでも改めて認識する。
      
いや、むしろ国際試合ほど基礎力の差が現れるのだ。

   
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シートノックや守備練習、フォーメーションの確認など、決して気をてらった特別な練習ではないけれど、この時期は反復して体に刻み込ませているようだ。

   
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やはり間近で選手たちを見ると興味は湧く。

   
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結構アップでいい写真が取れたのだが、肖像権の問題があるかもしれないので掲載は止めておく

     

    

野球通は試合よりもキャンプの方が見ごたえがあるかもしれない。

   
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地元のタクシーの運転手さんに聞けば、監督、選手行きつけのスナックや理髪店の話や桑田投手が大のコーヒー好きでいつも通っていた店があるとか、長嶋監督が自転車でホテルから球場に通っていた道の話など、地元ならではのネタに会話も弾んだ。

   
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週末ともなれば、数万人の見学者でごった返し、経済波及効果もいかばかりかと想像される。

    
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東京などから報道陣も大勢取材に来ている

    
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最近はファンサービスにも余念がないらしく、宮崎の人たちには結構お得なのではないだろうか、とうらやましく思える。

     
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どげんかせんといかんのは、“臣人”と書く人かも…

        

    
これもスポーツランド宮崎県民の長年のホスピタリティーの賜物である。

     
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天上の楽園(その3)

            
(先回から続く)
車でダラットの郊外へ出ると、
一面、水平線を引いたかのようなフラットな山の稜線が360度に広がっている。

      
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そう、ここは広大な高原であることが分かる。
     

360度の地平線なら中国東北部でも見たことがあるが、
ここは海抜1500メートルの高地。
   

   
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おそらく一生忘れられないだろう・・・
    

こんな光景いままで観たことがない。

    

そして、いたるところで高冷地野菜を栽培している。

   
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一日の作業を終え家路につくダラットの農民の表情に屈託はない

   

これだけの規模と内容の生産は最近のことなのだろうか?
それとも南ベトナムになってから?
それとももっと前のフランス領インドシナの時から?
    
    
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広がる棚田にアッと息を飲む
       

いずれにしても長い戦火の中をくぐり抜け、
高いレベルの品種や生産、流通・物流、そして販路をこれまで築きあげてきたのだ。

  
ベトナムの底ぢからはスゴイ。

     
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雪が積もったかのようなハウスの群れ
    

     
ダラットでは実に多くのことを考えさせられた。

    
「日本の農業には、まだまだ先がある。ゴールではない」

    
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広がる山の稜線の向こうに新たな希望と目標が見えてきたような気がする。

        

    
ホテルに戻ると、レストランのシェフが僕だけのために、一杯だての「フォー(ベトナムうどん)」を作ってくれた。

     
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本場ハノイで食べたものとも、慣れ親しんだホーチミンの味とも違う、どこか洋風の、いやきっと、まだ僕が知らぬフランス風の洒落た味なのだ。

      
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野菜がタップリだ

    

アジア各地には、実に多くの歴史の遺産が刻まれていることを舌の上でも体験した。

        

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こんなに美味しい野菜サラダは初めてだった。
   
甘くて奥深い香りのする野菜の滋味に心の底から感動ッ。

     
   
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あなたは生派? それとも揚げ派?
  

僕は断然揚げ派。  そう、ベトナム春巻きのこと。

  
     
揚げ春巻き(チャー・ヨー)は、
ヌクマム(魚醤)やライムの絞り汁をつけていただく。
      
パリッとしてとてもジューシーだった。

   

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クレソンのスープは格別 !! こんな食べ方あったんだ

      

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ホーチミンより美味しく感じられたダラットのフランスパン。

外はほどよくパリッと、中はとてもしっとりしている。
   
           
食事時も、あんまりパンが美味しくておなか一杯になり、メインディッシュが食べられなくなることは日本でもたまにあるが、ダラットではそのことを後悔しないくらい旨いのダ!

     

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とても甘くて果汁が滴り落ちるダラットのランブータンは最高!
   

これまで台湾、香港、シンガポール、タイ、マレーシアなどで食べたけれど、こんなに美味しいものに出会ったのは初めてだったヨ。

    

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ダラットでは、「ア・ティ・ソ」というお茶も飲まれる。

     
アンティチョークや朝鮮アザミと呼ばれる花や葉を乾燥させたもので、ほんのり甘いホットドリンクだ。

    

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ダラット名産のワイン。
    
決してしつこくないベトナム料理にとても良く合う。

    

  

まさに天上の楽園で至福の時を過ごすことが出来た。

      
決して近代的なサービスではないのに
とても洗練されていて、心地よい時間と空間を体験させてくれた。

       
アジアンリゾートの原点が残されているのかもしれない。

     

天上の楽園(その2)

       
(前回より続く)
リゾートホテルの館内で優雅に時を過ごせばよいものを、チョロっと外に出たのが運のツキだった。 
    

なんとホテルのすぐ横に、「CHO DA-LAT」(ダラット市場)とあるではないか!

   
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ダラット市場正面

    

イ・チ・バと聞いて、全身の細胞がビクンと反応する。

   
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ダラット最大の青果市場が今、目の前で懐を開け、長いこと僕の来訪を待っていたかの様に感じ、クラクラとめまいを起こしている。

   
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朝6時過ぎでこの賑わい

    

その身動き取れない程の雑踏や喧騒、人々の熱気の中に身を沈めてしまい、アドレナリンを放出しっぱなしとなり、時が経つのも忘れ陶酔してしまった。

   
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ぼお~ッと突っ立っているとすぐ邪魔になる  市場ならでは

  
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「おはようさ~ん」  なんて言ってるのかな

     

リゾート感覚なんていつの間にか吹き飛んでしまっている。

つくづくセレブ感覚に縁のない私だった…。

   
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ダラットは花の街とも呼ばれるだけあって、生花がイッパイ

   

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毛糸の帽子と編み笠の組み合わせもアリなんだ?  
ここは年間を通して18~23℃と涼しいもんね

      
     
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一見地味だけど、どのフルーツも格別に美味しかったよ!

      
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ほぼ一年中イチゴがあるというから スゴイ

      
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それにしてもスゴイ活気。不思議な霊気に満ちている。

   
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「おはよう~っ」と声をかけたら、微笑み返してくれた少女

    
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青果物でこれだけ賑やかな市場は他に見たことがない。

   
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しかも、製品として完成されている感のある高原野菜が特に目を引く。

    
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おそらくフランス人たちが避暑地で美味しいものを食べるために、
食材の開発生産に力を入れたのだろう。

    
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たくさん仕入れたねぇ~

   
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淡水魚やエビ・カニ・ナマズも種類が豊富

  
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こんなに内陸なのに海水魚が豊富で新鮮!!
ベトナムの商流・物流は侮れないかも・・・

  
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「こっちも撮っておくれよお~ッ」と市場のおばさんは明るい明るい

    
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おばさんから頂いたバナナ マジうまかったっス!

    
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「おじさん ダイジョーブ? 首まわらないでショ?」

    
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鳥インフルあるけど、アジアはヤッパリこの売り方だ

      
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様々な香辛料や調味料に全身埋もれる・・・

    

ダラット滞在中、二日目の早朝も市場探索に身をゆだね、すっかりリフレッシュしていた。

    
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ダラット土産は乾燥フルーツとイチゴジャムだと教えてくれた

   
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このオバちゃんが売ってくれたランブータン(赤い果物)は
今まで各地で食べた中で一番美味しかった。ずっと忘れられないだろう味と甘い香り

   
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ダラットのフランスパンはホーチミンよりさらに美味しかった気がする

     

広いリゾートホテルの部屋は結局、荷物置き場になってしまったけど、僕にとってもダラットはやっぱり「天上の楽園」だった(!?)
                                  (次回に続く)

    

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天上の楽園(その1)

       
「ここはベトナム最大のリゾート地です。
どうぞ一日ゆっくりしていって下さいッ
!」

       
ホーチミンから車で8時間半もかけて到着した標高1500メートルの中部高原のラムドン省ダラットという街。

  
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19世紀、仏人医師の提言によりフランス領インドシナ連邦政府が保養地として開発したダラットは、グエン朝最後の皇帝バオダイ帝によって高級リゾート地としてさらに整備された。
     

      
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代々のフランス領総督は「天上の楽園構想」と呼び、避暑地・保養地として、鉄道、ホテル、別荘、教会などを次々に整えていったのである。

  
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ダラット大教会

  
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高級別荘が立ち並ぶ
         
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スアンフーン湖という人造湖を中心に、大小様々なリゾートホテルや高級別荘、洒落たカフェ、ゴルフ場などが点在し、一見パリのような(行ったことないのだが)たたずまいとアジアの喧騒を兼ね備えた優雅な街だ。

   
   
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スアンフーン湖畔 
春の香りという意味で、季節になると街は花一杯になるそうだ

     
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「さあ、羽根を伸ばすぞッ」

とリゾートタイプのスイートルームに荷を下ろした。

   
    
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ひとりで使うのにはもったいないほどのだだっ広い部屋。

ダブルベッドが2台も・・・

   
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部屋の中に、こんなに大きな応接室があってもねぇ

   
    
貧乏性の僕は、そのほんの一部のスペースの中でウロウロするばかり。

   
バスルームに行くのが億劫になるほど遠く感じるのだ。
        
   
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とても親切だったフロントの女性
   

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プールサイドでノンビリするもよし、読書三昧もよし、ゴルフをするもよし、だ。

      

なのに、まずはロケハンとばかりに外に散歩に出たのが運のツキだった・・・。
                                 (次回に続く)

       

ベトナムスピード(その3)

                
(先回から続く)
いくらベトナムの経済成長が進み始めたとはいえ、それでは内陸部に行けばまだノンビリしているかというと、とんでもない光景に出っくわした。

    

ここは、ホーチミンから車で4時間以上も離れた高原地帯。

      
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バオロックというベトナムでも有数のお茶とコーヒーの主産地である。

      

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ベトナム茶もそれなりに有名で、
バオロック産と言えば日本でもブランド茶としてネット販売などされている。

     
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ベトナム茶の販売コーナー(バオロックにて)

      

一面に広がる茶園。 とにかく雄大だ。

   
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そしてコーヒー。

     

この国が世界第2位のコーヒー生産国であることをあなたは知っているだろうか?

      
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本場で飲むベトナムコーヒーは格別!!  
    
     

つい先週のニュースだが、
誰もが知っている日本最大のインスタントコーヒーの販売会社N社が、来年1月からインスタントコーヒーの価格を11%値上げすると発表した。

      

その理由として、
最大の産地ブラジル等でバイオマス燃料向けにトウモロコシ生産にシフトしたこと、そして中国・ロシアのコーヒー需要が急増したため世界的に相場が値上がりしているのだという。

    
      
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フランス統治時代に培われたベトナムコーヒーはロブスタ種で
深みのあるフレンチローストが似合う

      

ネットニュースによると、
ベトナムコーヒーの輸出価格がこの9年間で最高値を更新したという。

         

現在の輸出価格は1トン当たり1800ドルで、
前年同期比で80~100ドルも上昇しているそうだ。

    
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バオロックのコーヒー専売店で

    

また、輸出価格の上昇に加え、輸出量も増加しているという。

      

また、今年初めてコーヒーの輸出額がコメを抜いて、ベトナム農産物輸出品目の第一位に躍り出たということだ。

     
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360度見回しても、どの山腹もコーヒー園で埋め尽くされている!!

   
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コーヒー豆

      

沿道沿いには、収穫されたコーヒーが庭先に広げられ、どこを見ても天日干しの光景が。

    
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また、とにかくこんな奥地に、と似つかない土地に、ズラリと「コーヒー御殿」が建築中だ。

    
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のどかな高原の街が一変している

        

世界相場の影響が、こんなところにまで及んでいるとはッ!!!

    
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おそらくここでも
他の農産物からコーヒーにどんどん転作しているに違いない。

      
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出会ったバオロックのコーヒー生産者にもゆとりが感じられる

       
         

同時に、相場変化や工業化で途上国の農業体系も変わっていく。

                     
いつまでも日本への供給地とは限らないのだ。

     
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手前も奥も、み~んなコーヒー園

    

日本の食糧や農業は、真剣にこの事態に向き合っていかなければならない。
    

大きなチャンスでもある。

    
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狭義の守りの姿勢、内外変化への無関心、偏った報道や思考法で内向きな議論ばかりしている場合ではない。

        

     

ベトナムスピード(その1)

      

約一年ぶりにベトナム・ホーチミンを訪れた。

           
飛行機を降り立った途端、いつもと勝手が違う。

      
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そう、タンソンニャット国際空港の新ターミナルビルが9月に完成したばかりだったのだ。

      
     

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ホーチミン・タンソンニャット国際空港のスポット    

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去年、ついバンコク新空港がオープンしたことに驚いたが、今度はベトナムか・・・。

     
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もうアジアの空港はどこも近代化、大型化され、区別がつかない。

        
昔の空港ビルが懐かしく少し寂しい気もするが、世の中は常に変化するもの。

     

ホーチミン14年在住のパートナー氏に聞けば、ベトナム統一後32年間の変化より、この一年の変化の方が明らかに大きいと言う。

      

街の様子も、仕組みも、社会も、人の心もあらゆる面で。

       
     

市内のソフトウエアの会社を訪れた。
      

委託、オフショア、開発、人材確保・育成等あらゆるフェーズで日本との結びつきが強まり、事業は急拡大中。

    
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手狭になったオフィスを引き払い、一流インテリジェンスビルへの移転を決めているのだが、応募が殺到して通知待ちなのだという。

      

ベトナム国内でも製造、流通、物流など社会基盤システムが大変化するたびに、ソフトウエアの大規模ニーズが発生しているようだ。

      

ほかにも金融、食品、農業など様々なビジネスの局面でもベトナムの急成長、大変化が起こっている事を実感することになった。

      

去年行ったから知っている、などと今のベトナム事情を軽々しく語ることなどとても出来ないと初日から思い知らされた。
                               
(次回に続く)

       
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日本一 アジア一 世界一

                    
空から何やら降ってきた。

          
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雪ではない。紙ふぶきだッ。

         

名古屋を訪れたら、偶然中日ドラゴンズの優勝パレードに出っくわした。
       

詳しくはこのエントリ記事の末尾にて。

        

         

農林水産省が主催する農水産物・食品オリエンテーションの会(東海ブロック)が名古屋市で開催された。

      
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会場から荘厳な名古屋城天守閣を望む

      
    
午後の前半がセミナーで、後半は商談会という二部構成だ。
      

東海ブロックということで、愛知、岐阜、三重、そして静岡の4県を中心として食品関係企業やJAなどの農水産団体が集まったが、当初の予定を大幅に超え、セミナー会場も机を取り払って超満員となった。

    
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セミナーでは、香港と中国大陸に向けた輸出戦略というテーマで講演が行われた。

    
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前列に陣取ったビジネスマンはもとより、後方の席の参加者も皆、熱心に講演を聞き込んでいる。矢継ぎ早にメモ用紙をめくって筆記していく人もいて、こちらにも凛とした緊張感が伝わる、そんな雰囲気のセミナーだった。

      

     
セミナーのに続き、マッチング商談会に。

    

東海会場でも、すべての海外バイヤーに対して、スケジュールビッシリの面談予約が。

     
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15分刻みのタイトな入れ替えに、商談者は一様に、時間がもっと欲しい、という表情で、精力的に次の面談に臨んでいた。

       
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求めるものには、常に多忙という名の扉が開かれている、という感じだ。

       

東海地区では、多様な果樹や野菜、水産物、様々な加工食品群、そして名高い日本茶も急速に輸出を伸ばしている。

最近は、花卉も中国向けに盛んに輸出されているという。

      

大都市圏、三大商圏に近い恵まれた地勢にあることから付加価値の高い商品がそろっており、空港や港湾の物流インフラも整うこの地域が本格的に動き始めたら、新たな商流の拠点として機能を始めるに違いない。

         

今後の動向が注目される。

     

        
名古屋を離れる翌朝、宿泊先のホテルのある栄地区を歩いていたら、土曜とはいえ、朝早くから異常に多くの人が街を歩いている。

      

しかも、野球コスプレの人が目立ち、異様な雰囲気。

     
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そのうちにあっと言う間に大勢の人たちが集まりだして、私にもようやく気がついた。

    

午前10時から、中日ドラゴンズの優勝パレードがあるという。

     

時が近づくと、栄のテレビ塔前の通りは人であふれかえっている。

    
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大歓声の中を、落合監督をはじめ、主力選手を乗せたオープンカーが目の前を通り過ぎていく。

     
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「監督う~っ!!」 「中村ぁ~ッ」 「立浪ぃ~ッ」

    

こういう時、僕はなぜかパレードのご本人たちより、黄色い声援を送る元気な観衆のほうにどうしても目がいってしまう。

    
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とにかくみんな元気で力強いヨ。

   
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ドラゴンズは悲願の日本一を達成し、アジア一も粘り腰で実現。

     
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世界一の会社も輩出しているし、愛地球博も成功させた。

      

        
この地には、世界を目指してまだまだ凄いパワーがみなぎっているようだ。

      

    

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中部国際空港セントレアの夕景

      

蒸しの力はスゴイ!(その2)

              
(前回から続く)
ここは別府・鉄輪(かんなわ)温泉の湯治場の一角。
   

庭にしつらえられた野趣溢れるテーブルに陣取る。

空気がすがすがしい。早くも体はリラックスし始めている。

      
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しばらくすると、竹の食器に盛られた何の変哲も無い数種の野菜の塊がそのままの姿で運ばれてくる。
     
    
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よく見ると色鮮やかで、まだ湯気が立ち上っていてアツアツの様子。

       
ひとつひとつ野菜を口に運び、舌の上でじっくりと噛みしめてみると、ジワぁ~ッと自然の甘みが口いっぱいに広がり、
     

ウォっ!と頭の中を閃光が駆け巡る。
    

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良く知っているどこにでもある素材を、しかも味付け無しで食べているというのに、明らかに今まで口にした事のない深い味わいに面食らってしまった。

     

甘藷(サツマイモ)、馬鈴薯、里芋の三種の芋はより甘みを増していて、トウモロコシも心なしか味が濃い。
      
     
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鶏の手羽先は身離れホックリと、それでいてジューシーで炭火焼のそれとは全く違う趣向である。
    

余分な脂分は全部落ちていて、しかも蒸気で蒸してあるからパサついていない。
    

なんだァ! この食感はッ

    

この“地獄蒸し”と呼ばれる料理はシンプルなだけに、一見素朴だけれど、この違いは驚きに値する。

     

続いて、海産物が蒸しあがってきた。

   
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大ぶりの車えびもオレンジ色のウチワエビに隠れるほど

   

うわッ!! と歓声が上がる。 

   
やはり豪華に見栄えがするネ。
   

見ているだけで胃袋が動き出す。

      
     
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カキもまた旨みがタップリ!

       
蒸した食材は、本来の旨みが生きているから、個性的な調味料をまったく必要としない。

近くの樹からもいできた大分カボスを絞れば十分。

      
また、温泉蒸気の様々なミネラル質が食材を包み融合し、微妙・絶妙に食味と栄養を付け加えるのである。

     
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24時間かけてじっくり蒸すと白身の部分が中までコーヒー色に。
旨いッ!
        
      

バーベキューや焼肉のようなガツンとしたインパクトは無いが、かえって体にとても優しい「癒しの食べ方」ということにすぐに気がつく。

         
      
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もち米も蒸して食べるものだった・・・

    
    
地獄蒸し料理は、もともと湯治客が八百屋や畑から仕入れてきた自然の食材を自分で調達してきて蒸して食べるという食養生の形態のひとつであり、また蒸している間のひと時をかまどを囲んでのコミュニケーションによって、心まで癒されていくのである。

    
     
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自然の空気と水、素材そして景観と人情まで生かした、実は最高の料理法なのではないだろうか。

    
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蒸しあがるまでの間、会話も弾む・・・

      

しかも、ここでは光熱費、加工費はゼロ!! 
    
ゴミも少なく無駄もない。
     
     

今の時代にピッタリではないかッ!

     
    
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地獄蒸しは名前とは裏腹に決して手の込んだ派手な料理ではなけれど、ぜひ多くの皆さんにも現地に足を運んで堪能してもらいたい。

    

グルメ探訪、健康オタク指向とは異なる新たな価値観を体験できること請け合いだ。
   

ただし、豊かな感性に富む人には、という条件付きだけれども・・・。

      

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蒸し料理は食べた後も、あの重い満腹感、食後感がない。

     

心が満足しているからもあるのだろうが、とにかくもたれないのだ。
    
胃袋もきっと楽していることだろう。

   
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蒸し上がる頃を見計らったかのように現れる

     

この温泉蒸気こそ、エネルギー不安を感じるこの時期に地域資源として活かせる予感・・・。

     
     
ところで、地元の方の案内で、地獄蒸し料理を食べた後は、今度は自分が蒸される番だと聞いて2度ビックリ。

    

エエッ!! 自分が地獄の釜で蒸されるの???

      

頭の中でチラッと、骨離れのよい鶏肉と自分の胸のあばら骨がオーバーラップした。                      (次回に続く)

        

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